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SEGA AGES 2500シリーズ Vol.31 電脳戦機バーチャロン
格闘ゲーム全盛期に登場したロボット対戦ゲーム。
側面からの第三者視点を廃し自機後方からの視点としたり、射撃戦を基本とするなど格闘ゲーム形式からの脱却を図りつつ、簡単な操作とタイミングの読み合いによる攻撃の応酬など格闘ゲーム的プレイスタイルを残した、バランスの良いゲームに仕上がっている。
操作は二本の操縦桿と、それに付いた二つのボタン---武器のトリガーとターボボタン---のみで直感的に行う。
攻撃方法はトリガーの組み合わせによる3パターンのみであるが、ターボボタンなどを併用し機動中に攻撃することでパターンを変化させ、多様性を生み出している。
ターボ機動(ダッシュ)攻撃及びジャンプでは機体が自動的に敵の方向を向くことで、初心者でも簡単に照準補正が可能。
至近距離では各トリガーが自動的に白兵戦兵装に切り替わり、接近戦が行える。
この状態で、敵機を正面からややずらして攻撃を行うことにより瞬時に敵機背面に回り込んだり、敵の攻撃をガード或いはジャンプにより回避、攻撃後の隙にカウンターを返すなどの「格闘ゲーム的」読み合いが行われ、大いに盛り上がった。
初代はシンプルな操作感故に駆け引きが楽しいゲームとなったが、次作「オラトリオ・タングラム」ではトリガーとターボボタンの組み合わせも考慮されるようになるなど複雑性が増し、また魔法少女型・死神型など「狙った」デザインの機体が増えたことでよりコアなファン層にアピールする形となり、単純な面白さは低減した。
現在の型は2対2での対戦やカードによるランキングデータ記録など興味深い試みがなされてはいるが、操作性についてはオラ・タンからあまり変化していない。
続編が作られているため、田舎の大型ゲームセンターでもなければ初代を見ることは難しいが、これが一番シンプルで面白くお勧めできる。
初代はサターン版/Win版も作られたので現在でもプレイが不可能ではないが、ポリゴンが荒く違和感を覚えるかもしれない。また、専用コントローラーが入手できない場合の操作感はかなり悪いので、是非ともコントローラーと一緒に入手をお勧めする。
ところでスタートボタンで視点が切り替わるのだが、これが自機後方視点と自機後方アップ視点の切り替えという、何の意味があるんだかさっぱり不明な機能であった。自機の背中に邪魔されて画面が見難い。
臨場感の点ではコックピット視点が欲しかったところだ。コックピット型筐体でプレイしているのだし。
第一作「Operation Moon Gate」のファンページを発見したのでリンク。
2005-07-19追記:SEGA linkで復刻。有料サーヴィスだが元々1回につき100円払っていたことを考えれば24時間210円というのは決して高くはあるまい。
残念なのはツインスティックによる操作ができない(往時のPC用ツインスティックが対応するかどうかは未確認)こととWinのみということ。
http://segalink.jp/game/sub/...
2008-01-01追記:いつの間にかPS2に移植されていた。良くも悪くも完全移植で、目新しさはない。2本のアナログスティックにより、ほぼオリジナルの操作性。画面分割対戦の他、Eathernet経由の通信対戦も可能。
暫く遊んでみたが、つくづくとこれは傑作だと思う。もう10年以上前のゲームだというのに古さを感じない。
単なる移植ではあるのだが、ブックレットの半分は関係者のコメントという、思い入れたっぷりの作りであった。下手なリメイクをしなかったことも含めて、なんと弁えた作りかと感涙。
- メーカー: セガ
- 商品名: SEGA AGES 2500シリーズ Vol.31 電脳戦機バーチャロン
- 価格: ¥2,625
- メーカー: セガ
- プラットフォーム: PlayStation2
- 発売日: 2007-10-25
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- 2008/01/01更新
- 2002/08/23登録
- 4696クリック
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