蒔絵の、バンビの帯留
伯兆(はくちょう)さんという蒔絵の作家さんの、バンビの帯留です。六花、「むつのはな」というタイトルがついています。
伝統的な技術なのに、モチーフもデザインも、めちゃめちゃかわいい。螺鈿もキラキラです。
クリスマスにちなんだ、バンビの帯留。雪華(せっか)模様も、素敵です。【むつのはな】とは雪の異称。6弁の花のように結晶するところからついた名前と思います。雪輪の中のひいらぎは魔除の意味があるそうです。
ほかにも、ブリキの金魚をモチーフにした、「ぶりきん」、「初雀」なんかも、おめでたくていいなぁ。
蒔絵は漆工芸の加飾の一つで、漆で文様を描き、それが乾かないうちに金銀などの紛を付着させて文様を表したものです。紛を蒔きつけて文様を表すので「まきえ」と呼ばれます。
伯兆こと寺内博子さんのお父様も、一径さんという蒔絵師。親子そろって、いえ、家族そろって、蒔絵の家。貝をつかった螺鈿のなかでも、こまかく切ってモザイク状に置く技法は、大正以降に編み出され、父上の一径氏で3代目。
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