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本屋大賞作家・伊坂幸太郎が「今までで一番達成感がありました」と語る長編意欲作

グラスホッパー

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映画化、ドラマ化、漫画化と飛ぶ鳥を落とす勢いの伊坂幸太郎。活字オタクの連れに、どれがオススメか聞いて、まずこれを読んでみました。

以下、文庫版裏表紙より引用

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「復習を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに---「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説!

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最初にも書いた通り、マイ・初・伊坂作品だったわけですが、ミステリーというよりも緻密で上質なエンターテイメントという印象でしょうか。3人の主人公が順番に語られる手法は、まるでロールプレイングゲームのようだし、ちゃんとオチもある。それでいて、社会性を含んでいたり、文学的な表現も随所に感じられるし、稀代のベストセラー作家、というのも納得でした。他の作品も読んでみようと思います。

以下、個人的にもっとも印象に残った岩西が蝉に言ったセリフ
(物語の本質とはあまり関係ないですが・・・)

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「『同じ場所に置かれた物は腐る』って言葉知らねえのかよ。同じ奴がずっと政権を握ってたら、腐るに決まってんだ。どうせ、誰がなっても一緒なら、それこそ、定期的に入れ替えねえとやべえだろうが。」

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グラスホッパー

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老松勉
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  • 2008/11/10登録
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