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キース・ジャレット - バイ・バイ・ブラックバード

Keith Jarrett Trio - Bye Bye Blackbird

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マイルズが亡くなった2週間後の1991年10月12日に急遽レコーディングされた、世に出ている追悼盤の中で最も早い時期にレコーディングされたものの一つ。

追悼盤だけあって曲目はマイルズに所縁の深いものがずらりとならぶが、だからといってこのトリオのいつものペースが崩れるわけでもなく、思いのほか淡々と演奏が進んで行く。
聞き所は、演奏時間18分半のフリー・スタイル・インプロヴィゼーション「For Miles」。非常にエモーショナルな演奏でこのトリオのマイルズに対する想いの深さを感じずにはいられない。

しかし、このトリオのホンネは最後に収録されている<Blackbird, Bye, Bye>にある。意識しないで聴くと明るい曲調のこのトラックが最後に置かれている意図がつかめないかもしれない。実はこのトラック、そのものずばりマイルズへの告別なのである。執拗にあらわれるIII-IV-II-Vの後にくる IV-I の進行...そう、amenである。
曲調が明るいだけに彼等の悲しみの深さが逆説的に強調される。しかし、もっとよく考えてみると、ニュー・オーリンズの葬送パレードはとても陽気だったりする...。ジャズが持つルーツ、それに歴史さえこのトラックは背負いこんで、マイルズを送っているのである。

今年はマイルズ没後10年である。

Keith Jarrett Trio - Bye Bye Blackbird

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投稿者:
tomo
  • 2001/12/02更新
  • 2001/12/02登録
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