Billions & Billions
百億の星と千億の生命 (新潮文庫)
タイトルと表紙に惹かれて購入。
著者のカール・セーガン氏はこんな方。
Carl Edward Sagen (1934-1996)
ニューヨーク生まれ。シカゴ大学大学院で博士号取得。専攻は惑星科学。
コーネル大学天文宇宙科学科教授として教壇に立つかたわら、同大惑星研究所長も務めた。
'78年、『エデンの恐竜』など宇宙・天文に関する一連の著作でピュリッツァー賞を受賞。
'80年発表の『コスモス』は、空前のベストセラーとなり、TVシリーズは世界60カ国で放映された。
以後も小説『コンタクト』を発表するなど、旺盛に執筆・講演活動を続けたが、'96年死去。
数学は嫌いじゃないけど苦手な私。
この本はそんな私にも読めます。セーガン先生が、いろんな事例を使って、懇切丁寧に世界のふしぎを教えてくれます。
第2章の「チェスを発明したペルシア人」まで読んで、すっかりハマッてしまいました。
指数関数を扱っている章です。
苦手な分野のひとつだったけど、ちょっとだけ身近に感じられました。
これって常識かもしれないのですが、、、引用しながらお伝えします。
私たち1人ひとりに両親が2人、祖父母は4人、曾祖父母は8人、高祖父母は16人います。
二倍の数の直系の祖先を持っていることになります。
そうやって遡っていくと、西暦400年にはおよそ18.5クィンティリオン(=10の18乗、100京、1000の後に0が15コ)の数の
祖先を持っていたことになるのです。(「西暦400年」を選んでいる理由は…読んでみると分かります)
だけど、実際にそんな数の人たちが地球上に生活していたわけじゃない。
しかもこの数には傍系の親類縁者の数は含まれていません。
どうしてこんなことが?
計算が間違っているんじゃなくて、祖先が全員別の人間だとしてしまうのが誤り。←こういう考え方がなんか理系っぽい感じします
祖先はみんなどこかで重複しているのです。
つまり、「人類みな兄弟」っていうのは本当だ、という話です。
実際に計算して示されると、やっぱり納得の度合いも深まります。
みんな兄弟なら。
小学校のときドキドキしたあの人も、
中学校で嫌いだった先生も、
高校でキラキラ輝いてたあの子も、
大学の教授も、いつも衝突するあの人も、頭の回転の速いあの人も
遡ったらみんなどっかでつながっているってわけで。
…それはかなり気持ち悪いかもしれない。笑
だけどそう思ったら、
「すごく遠いと思った人でも、自分と似ているところが見つかる」理由が分かる気がしたんです。
血が(どこかで)つながっていることが、いざこざの解決策になったりはしないけど、
受け入れてみようかな、っていう気にはなるんじゃないかと。
数ってふしぎ。そして地球も人も、ふしぎ。
夢ばっかり見てる私は、これからも夢を見ていたいと思います。(おかしな締め方)
- 原題: BILLIONS AND BILLIONS
- 商品名: 百億の星と千億の生命 (新潮文庫)
- 価格: ¥700
- 著者: カール セーガン
- 出版社: 新潮社
- 発売日: 2008-07-29
-
詳細をみる
- 2008/11/29更新
- 2008/11/29登録
- 1991クリック
「百億の星と千億の生命 (新潮文庫)」を検索
このキーワードを共有する
-
コメント(0)
コメント (0)
まだコメントされていません。








