新宿さぼてん「ヒレ玉ねぎ串かつ」
串かつ。…ちょっと声に出して発音してみてもらえます?
…どうです、何だかわくわくしてきたでしょう。うちの実家は西日本のわりには関東方式で、串かつと言うと肉とたまねぎを交互に刺したもの、それにたまさか真っ赤なウィンナーが混ざるくらいでした。でも「串に刺してある」というだけで何だかスペシャル。未だになぜカツを串に刺したらうれしさが増えるのかはわかっていません。科学的解明が待たれます。
さて…とんかつチェーンとしては首都圏ではめずらしくない新宿さぼてんに、ヒレ玉ねぎ串かつという商品がありまして。その串かつがかなり好みだったのです。右の図を見ていただければわかると思いますが、たまねぎの配分が多い。串かつというと「肉たまねぎ肉たまねぎ」が一般的なのかなと思われるし、大体がたまねぎは箸休め(箸は使いませんけど)的に小振りなものがついているだけな気がする。申し訳程度に?そこへきてこれですよ。むしろたまねぎ揚げじゃないか。これはあれだな、メインディッシュであるとかおいしいものは、必ずしも量が多くない方がおいしくいただけるとわかっての所行だな。じらし…というか、寸止めな感じの。
揚げたてを1本買って待ちきれず、帰宅途中にサクリ。そこにはまず大きく甘く香り高いたまねぎが。あれっ何コレやだおいしいっと不意をうたれるままに食べすすめれば、つづく肉はほろりとやわらか。脂が少なく歯応えのギッシリしたひれカツも好きですが、このやわらかさもなかなか…。そして〆はやはりたまねぎで。油ものでありながら、どこかさわやかさの残る素敵なコンビネーション。1本でもしっかり腹にたまるが決して重すぎず。ううむ…これはたまねぎ、特にオニオンリングフリークには福音となる串かつであろう。
大阪新世界でストイックかつディープに。根津はん亭なんぞで洒落て。どちらも串かつの魅力ではありますが、普段使いの串かつがもっとあってもよろしんじゃなくて?家に帰って夕飯を作らねばなるまいが、どうにもごはんをたく40分を待ち切れそうにない会社帰りに是非どうぞ。
- 2008/12/04更新
- 2008/12/04登録
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