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ゲツヨウドラマ・イン

月曜ドラマ・イン

「アイドルドラマ」という言葉がある。その名の通り、主演は今をときめくアイドル。アイドルが主演だから、演技力は余りいらないような脚本。アイドルを映すことが目的なので、予算はそんなに多くない。アイドルファンが主な視聴者層なので、内容的には軽く楽しめるもの。はっきり言えばこの言葉は蔑称なのだが、かつてアイドルドラマばかりを放送し続け、一種の頂点を極めた枠があった。それが今回のキーワード、「月曜ドラマ・イン」である。
枠はテレビ朝日系列、月曜8時。第1作「いちご白書」から最終作「月下の棋士」まで全29作品が放送された。
アイドルドラマだから主演はアイドルである。共演者も多くがアイドルだ。だが、アイドルが全て演技力が無いわけではない。中にはとんでもないダイヤの原石を引き当てる場合もある。それにスタッフも適当に作っているわけではない。限られた予算の中で、こだわった作品を作ろうとした。そして、何本か傑作も生まれている。

まず月曜ドラマ・インの名を世に知らしめた(?)のは「南くんの恋人」。内田春菊の漫画を原作に、主演高橋由美子、武田真治で放送されたこの作品は、「彼女がある日突然小さくなってしまう」というギャグとしか思えない設定と、コミカルに、そして時にハートフルなストーリーで当時話題になった。最終話でヒロインが亡くなるのに涙した人も多い。(でも人気の余りスペシャルで生き返らせちゃったんだよな(^^;))

そして何と言ってもこの枠を語る上で欠かせない作品が「イグアナの娘」である。主演菅野美穂で放送されたこの作品は、「自分がイグアナに見える女の子」という「南くんの恋人」以上にとんでもない設定でありながら、母と子の葛藤と、自分に自信の持てない女の子が自信を取り戻すという普遍的なテーマを扱い、感動的な傑作に仕上がった。第1回は一桁だった視聴率が、口コミで人気が広がり最終回では20%を越えたというのも今や伝説である。

他にもドラマ化不可能と言われた「ガラスの仮面」や、滝川役の田辺誠一の怪演が話題になった「月下の棋士」。明らかにコメディなのに、切ないラブストーリーでもあった「おそるべしっっ!!!音無可憐さん」と、事実上の続編の「可愛いだけじゃダメかしら?」とかなりの佳作を飛ばしている。

もう一つ、この枠はアイドルドラマ枠であったが故、予算が少なかったため、まだ人気の出ていないアイドル、若手俳優達が多く出演していた。その後ブレイクした者も多い。軽く上げると長瀬智也、佐藤藍子、宝生舞、柏原崇、竹野内豊、京野ことみ、仲間由紀恵、そして浜崎あゆみとそうそうたるメンバーである。この枠は若手アイドルの登竜門としての側面も持っていた。

ありがちなラブストーリーや、本格的なサスペンスもいいですけど、こういう枠もやっぱり一つは必要だと思うんだけどなあ。

月曜ドラマ・イン

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Mattyan画像 投稿者:
Mattyan
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  • 人名: この枠のパパ役といえば草刈政雄さんでしたね
  • 2002/08/27更新
  • 2002/08/27登録
  • 2434クリック

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