チェリビダッケ
チェリビダッケの集大成
チェリビダッケはわたしにはいくつかの演奏会とともにおおきなレーザーディスクで観たブルックナーの交響曲の演奏会の模様が懐かしく感じられる指揮者です。もうずいぶん古い話だけれど、チェリビダッケを最初に聴いたのはシュットットガルトの交響楽団での演奏会であり、そのときは、このひとは「幻の指揮者」として有名でした。ブラームスのシンフォニーを聴いたのですが前後して聴いたベームの演奏のほうがわたしは気に入っていました。
時は流れてわたしはS大学の講堂で敬愛するミケランジェリの演奏するシューマンのピアノ協奏曲の伴奏、その日のメインであったベートーヴェンを聴き、それから、すこしずつチェリビダッケに魅了されてゆくようになりました。
ブルックナーで有名なひとですがポピュラーな作品、たとえば、「シェラザード」や「展覧会の絵」など色彩感の豊かな音楽をこんなに静謐で透明ななかにも、大きさを感じさせる演奏は、ちょっとわたしには思いあたりません。カラヤンの音楽がルノワールやモネのような厚みのあるものならばチェリビダッケの音楽はクレーの色彩に似ている、これは素人の印象です。
- 2008/12/07登録
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Sergiu Celibidache / セルジュ・チェリビダッケ
- (tomoki y.)
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