モノシカカケナカッタモノカキ
物しか書けなかった物書き
冒頭の作品を娘が読んだ後で「お母さん、これ読んでみて。何とも言えない気持ちになるから」というので、読んでみることにした。彼女いわく「放り出されてほったらかされたような気持ち」だそうな。
たしかに、読者的には未解決なまま迎えるエンディングは、なんともいえない気持ちになる。未解決といっても、「おそらくそうだろうな…」という予測はつくのだけれど。いずれにせよ、日本人にはない発想がなかなか面白い。短篇ばかりなので、あっという間に読めてしまうのも嬉しい。ちょっとした暇つぶしに最適の、極上ミステリー。
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