ワン・デイ・イン・ニューヨーク
ワン・デイ・イン・ニューヨーク
僕が「こんな大人になりたい」と思う人の一人が、この小説の主人公。
中年の劇作家が、かつて常宿としていたニューヨークのホテルに、タクシーから降り立つところからはじまる。
たくさんのエピソードのがつながって、ひとつの小説世界をつくりあげている。ホテルの従業員たち、別れた舞台女優の妻と、その子供たち、偶然再会した旧友・・・彼をめぐる人たちとのエピソードのひとつひとつが、どこから読んでも、何度読んでも、味わい深い。
以前、長い旅行をしていた時に、人恋しくなるとこの本を読んで、なぐさめた。
この本の良さは、訳者の今江祥智さんによるところも大きい。
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