レオナールフジタテン
レオナール フジタ展
どうしても行きたくて行ってきた。年始にまたTVでちょっとした特集があるというので、今のうちの方がいいかな、という勢いでもあった。
一般的に美術館は月曜休み、という感覚で空いているのではという期待を持って月曜に行ったのだが、期待以上に空いていた。ちょっと寂しくも感じるくらいだったのは、年末だったから? 確かに、上野駅は人が多かったが、上野公園は人通りがいつも以上に少なかった。
まぁ、ちょっと立ち止まっている人が多いと見えなくなってしまうのだが。特に解説文の前に人だかりがあったように思う。話題だったフェルメール展などは、マスコミに踊らされている人が大半だと正直感じたので、これは興味のある人たちが来ているのだな、と嬉しく感じた。メモを取っている若者も目にした。何の勉強なのだろう。また、ご夫婦で来ている方も多かった。旦那さんが坂本龍一のような髪型をしている方が多かったのが面白い。皆さん、余裕のある生活をされているんだろうという様子。と、客層もなかなか面白かった。
一人で訪れたこともあって、随分とのんびりと出来た。話題の「裸婦」や「闘争」などもそうだが、今回は彼の猫の絵を楽しみにしていた。その猫の前には椅子が置かれていたので、これはラッキーだった。
期待以上の猫たちがそこにいた。彼の描く猫は可愛らしいのとは少し違う。どちらかというと「フギャー!」と叫んでいる様子なのが多いのだが、これは猫好きには堪らないフギャー具合だと思う。特にカニと戦っている猫が気に入った。これはポストカードを必ず買おうと思ったのに、なくて残念だった。いつも思うのだが、「この絵のカードが欲しい」と思ったものに限ってないのだ。なぜだろう。いつも悔しく思う。
比較的、美術館、美術展には足を運んでいるほうだと思うのだけれど、今回のレオナール フジタ展は特によかったと思う。なんというか、生で観る価値があった。やはり讃えられた色合いが妙なのだろうか、後で図録で見たりしても生で観た良さが足りない。今まで見てきた別の展覧会より、よりその感覚を受けた。少しでも興味のある人は絶対観に行った方がいい、と声を大にして言える。別に、批評家でもなんでもないけれども。
実は、彼の絵は横浜美術館の常設展示で観た2~3枚しか知らなかった。「この人の絵、好きだな」と思ったくらいだった。今後は大好き、と言うことにする。かと言って詳しいわけではないのだが。
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