シンジュクエキサイゴノチイサナオミセベルク
新宿駅最後の小さなお店ベルク
本の紹介と言うよりも、この本から誘発された思いを書いてみますね。
いま衰退しつつある「個人商店」を救えるのは、じゅうぶん親のすねをかじらせてもらった2代目(3代目)しかいないんじゃないかと私は思っている。
親はやっていくので精一杯だった店を、プロとしてのこだわりとか、時代と自店とのかかわりというものに向き合える店にできるのは、よー遊んだその店の子供にしかできないと思っている。
この本の著者、井野朋也氏は、親の新宿一等地の喫茶店をその時代感、本物を求める感覚であの「ベルク」という店に仕立てた、ということをこの本で知ったのだ。他にもそんな店を何店か知っているし、そんな店が衰退する商店街にかすかな光をともしていることも知っている。
本書内で井野氏も言っているが、私もこれからこそ「個人商店」の時代だと思っている。チェーンの飲み屋とかもう行きたくないでしょ? 肉は肉屋で買って、魚は魚屋、野菜は八百屋、酒は酒屋で買うべきだし、老若男女が「入りたい」と思える専門店になるべきだ。それぞれの店の2代目が今の感覚で、店を作り変えるべきなんだと、本書を読んでさらに思いを強めたのだ。
そしてまずは「東京の二代目」からだと思う。お願い、頑張ってくれ! 東京の二代目たち! シャッターが閉まったままじゃない、なんかよーわからんケイタイ屋に取って代わられない商店街を創ってくれよ。
とは言え、私は小売りという商売の経験が全くないので熱く語れど、説得力ゼロではあるが…
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