David Černý: Entropa
欧州委員会のインスタレーション
今月12日ブリュッセルの欧州委員会本部アトリウムに展示されたインスタレーションが、ちょっとした騒動をひき起こしている。
「Entropa」と名づけられた作品は、チェコが年明けからEU議長国となったことにともない、同国のダヴィッド・チェルニーが製作したもの。当初、加盟27か国それぞれのイメージを27人のアーティストが描く──としていたが、実際にはダヴィッドはじめ数人ででっち上げたものであることが明らかになる。
作品自体も、とても上品とはいえない。
フランスは「ストライキ!」の横断幕、イタリアは国土全体がサッカーのフィールドとなり、ドイツのアウトバーンは “ハーケンクロイツ”。オランダは海面下に沈み、モスクの尖塔だけが林立している。ポーランドは「父親たちの星条旗」さながらのシーンだが、掲げられている旗はレインボーフラッグだ。
トイレにされたブルガリアはいち早く抗議の声をあげ、作品を撤去するよう求めているという。
EU域外にお住まいの方は、BBCニュース(30秒のCMのあと本編)で各国の作品をお楽しみいただきたい。ガーディアン紙では、全作品を一覧することもできる(リンク先の写真をクリック)。ちなみに、いまだユーロを導入していない英国は、ただのブランク=拡大画像の「1」を参照=。
- European Commission
-
住所:
Wetstraat 200, 1049 Brussel, Brussels, Belgium
- 電話番号: 32-(0)2-295-1079
- 2009/01/16更新
- 2009/01/16登録
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