俳風三麗花
日暮里の暮愁庵で毎月開かれる句会は、主人の暮愁先生がやもめの数学教授。写真館の主である穂邨や古本屋の南海魚、三井合名のサラリーマン、政雄、筆職人の銀渓などの俳句好きにまじって、なぜか妙齢の美女が三人加わった。暮愁先生の友人だった父の遺志をついで俳句に精進するちゑ、震災で両親を亡くした女子医専の学生である壽子(ひさこ)、それに浅草の花柳界をこれから背負って立つという松太郎姐さん—というわけでこの三麗花の恋模様と俳句がちょっぴりくすぐったいタッチで描かれる。
これはなかなか拾い物のよい小説。
- 商品名: 俳風三麗花
- 価格: ¥2,300
- 著者: 三田 完
- 出版社: 文藝春秋
- 発売日: 2007-04
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- 2009/01/17更新
- 2009/01/17登録
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コメント (2)
2009/02/12
やまだくん(仮名) 昨年12月に偶然、図書館で手にとって借りるまでは、この作品はまったくのノーケア。
しかし読み進めるうちに、確かに「拾い物」と思いました。
この作品に掲載されている句は、作者の創作なのかどうかが気になるところ。
句会に参加している面々の性格や心境が現れた句を、登場人物にあわせ
作者が作り分けたとするなら「すごい!」の一言です。
(播磨屋などの有名な句については、もちろん引用ですが)
俳句には造詣が深い…というよりも俳人でもある作者ならではの作品なのでしょうかね?
2009/02/13
かわうそ亭 ええと、小説に出てくる俳句も、作者がつくりわけておられたよしに聞いております。
器用な方ですな。
コメントありがとうございました。
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