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すもーくらいん / つだなお

SMOKE LINE / 津田直

  • SMOKE LINE  / 津田直の画像

今更、去年の作品展の話でごめんなさい。
KWとしての価値は相当薄い無価値なもんになってます。

SHISEIDO GALLERY
2008.10.28−12.21
SMOKE LINE 風の河を辿って  津田直

***********************
世界を透明に見通すには、目を瞑ることを恐れてはならない。
世界は透明な帯で保たれているのだ。
すなわち風の河。
その結び目に高峰や大河があり、目には映らない日さえある。
だから僕たちは、透明な帯の端を手放してはならない。

              津田直
******************************


SHISEIDO GALLERY のチョイスは好きなので
上京したらチェックはしたいのだけれど、
私にとって銀座はなかなか敷居が高くてなおかつカオス(何故だ)

津田直は関西出身の若手の写真家。
この人は,
この時期にあちこち記事等の露出があって
印象的な写真に惹かれて銀座まで出向くことに。
入り口の写真と言葉がとても良かった。
この気持ちのまま入った部屋はいきなり平原のパノラマだった。
少しずつアングルをずらして撮っている風景をつなげて
広い部屋の中にびっしり横並びして展示してくれてるから
いきなりこのパノラマの中に置かれた気持ちになる。
入り口が、暗く狭い感覚を活かした近い写真だったのに
階段を降りると、白く明るい部屋にこの遠望感は効果的。

巨木だとか巨岩だとか大平原とか、人間って(私か?)
ただ広いとかただ大きいという事に何て単純に反応するんだろう。
この人の写真は、とてもまっすぐに風景を見せてくれてるのに、
特別に広いとか果てまでとか儚いとか畏れとかを同時に感じる。
風というな空気の圧を感じる、風って大気の移動なんだなと。
呆然とボックスに座って眺め続けた。

私は、写生も写実もやらないけど、究極目指すところは
自然を移しとることなんだけどなあ〜、大ため息。
こういうのを見た時には、絵は写真にかなわないと思う。
表現の種類が違うから、乱暴な言い方で別け方だけど、
視覚を切り取り平面に移す(写すのとちゃう)所は共通だけど
切り取りに重点があるか移し取りに重点があるかで
コンナに道が違ってしまうのね。

人間の営みや頑張り程度で自然や地球には勝てないと思う、
そんな当たり前のことを痛感させてくれる写真展でした。

SMOKE LINE  / 津田直

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birochana画像 投稿者:
birochana
  • 2009/01/20更新
  • 2009/01/20登録
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