チェ ニジュウハッサイノカクメイ
CHE 28歳の革命
原題 CHE The Argentine
監督 Steven soderborgh(スティーブン・ソダーバーグ)
脚本 Peter Buchman(ピーター・バックチマン)
出演 Benicio del Toro(ベニチオ・デル・トロ)
Franka Potente(フランカ・ポテンデ)
Catalina Sandino Moreno(カタリーナ・サンディノ・モレーノ)
「モーターサイクルダイアリーズ」を観て以来、チェ・ゲバラの生涯について
興味があった。大学時代旅行に行った南米旅行、そこで知る「世界や南米の現実」「正義とはなにか?」という思い。この事を突き詰めた結果がゲバラの革命家という生き方に反映したのではないかと考える。
ゲバラと言う人間は行動に移せる人間。
思い立ったら自分が動かないと気が済まない。
考えが飲み込めればストイックにその教えを守るのも
「まっすぐな性格」故だと思う。
映画の中でもカストロに「あまり部隊の最前線に行かないで欲しい」と言われてもやはり最前線で戦ってしまう。そうと思ったら命も惜しまないまっすぐさ。しかもアルゼンチン人であるのに困っていると分かれば知らない国で知らない人の為にも戦えるほどの情熱がある。
映画では常に戦場を映すだけでなく、国連での演説、マスコミへのインタビュー場面もちりばめる事で彼にあったのは「戦い」だけではなく、世界へ自分の意見を発信する革命家としての映像だった。アメリカでの発言はモノクロ、キューバでの戦場場面はカラーにするところも「トラフィック」で3つの世界を表現したスティーブン・ソダーバーグ監督らしい演出だ。
アメリカの監督が映画を作ると知ってチェ・ゲバラが英語喋ったらどうしよう!
と考えた。デル・トロは英語もスペイン語も話せる為、どちらもありかなと思っていた。
アメリカ映画では日本人同士で日本舞台の映画でも英語で話してる光景が普通にある。「アメリカ人は字幕が本当に嫌いだから」というアメリカ人の意見も聞いた事があったからだった。
ちゃんとキューバでは皆がスペイン語を話し、アメリカではアメリカ人が英語で話している現実はキチンとしていた。心配は無用だった。
監督もさることながら、主演のベニチオ・デル・トロも負けてはいない。初め彼がチェ・ゲバラを演じると
聞いたときにちょっと無理があるんじゃないか、顔も美形とはいえないし…と考えていた。好みもあるとは思うが、チェ・ゲバラは写真を見る限り美形の顔立ちと思う。演技力は確かだが、どこまで本人と思って観れるか心配だった。
しかし予想はいい方向に裏切られた。あの一人のアルゼンチン青年が
優しく、正義感があり、たくましい革命家となって現れていた。
デル・トロ自身も歴史的有名人物を演じるのは不可能だと考えていた
らしい。日本でもインタビューにそう話している。
すでに公開中の「39歳の別れの手紙」も合わせて観たい。
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Che: el Argentino (チェ 28歳の革命)
- (bibibi)
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