オスマン・サンコン著 【大地の教え】 (講談社文庫)
こちらに長く暮らす日本人の方から頂いた本で、最近読んでみました。
ページを開くや、医療ミスで足先が直角に曲がってしまった、悔しい、、、といったネガティヴなオゥラが出ていたため、ヤレヤレ・・・という気分で読み始めたのですが、読み進めるうちに「オスマン・サンコン」という日本でのキャラクターは、テレビによって作り上げられたものだと知りました。。。
最初のネガティヴなオゥラも、アフリカの医療設備・技術の貧しさからなるもの。
反省しつつ、読んでいて気付いたことは、今の日本が失った生きる知恵がアフリカにはまだ存在するということ。
「そんなの当たり前じゃん」と思われるかも知れませんが、文明の利器によって日本人が失った「こころ」や「知恵」、「家族の絆」がどれだけ大切なものだったか思い知らされました。
アフリカはギニアの街から、フランスのソルボンヌ大学へ留学し、ギニア外務省へ入ったサンコン氏。
バカな日本のTV番組での「暗闇でのサンコン探し」というコーナーを、才能溢れるサンコン氏がどんな気持ちでやったかも書かれています。
日本の芸能界は、サンコン氏をもてあそび過ぎたのではないか、、、とすら思いますが、日本アフリカ開発教会事務局長として再来日したサンコン氏の「アフリカ」(特にギニアの知名度)を売るための演技だったとすれば、それは大成功を収めた、、、という結果ではないでしょうか。
アフリカ大陸における、黒人の種類の話、イスラム教の一夫多妻の話なども興味深かったのですが、個人的には「人間の知恵」、「家族の絆」が今の日本人には必要ではないかと思います。
時間があったら、手にとって頂きたい一冊。
- 商品名: 大地の教え (講談社文庫)
- 価格: ¥509
- 著者: オスマン・サンコン
- 出版社: 講談社
- 発売日: 1996-01
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- 2009/02/22登録
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