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ときそば

時そば

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 落語に「時そば」というのがある。あ,関西のヒトはうどんバージョンで覚えておられるかも知れないが,夜泣きそばを食った客が勘定の途中に時刻を聞いて払いをごまかす,というあれである。…知ってますよね?
 
 あの噺が成立するのは江戸時代,庶民が時刻を表わす言葉として使っていたのが,時報として各地の寺で鳴らされる鐘の数だったからである。「明け六つ」という言葉を聞いたことがおありだろう。「明け六つ」は夜明けの36分前,東の空が明るくなるころ,一日の始まりを告げて6度打たれる鐘の音を意味していた。「暮れ六つ」は日没の36分後だった。
 
 それでは夏と冬では違う時刻が「明け六つ」になってしまうではないか,とおっしゃるかも知れぬがその通りなんである。これを不定時法というのだそうだが,考えてみればラジオもテレビもテレホーダイもない時代なので,生活の場の身体感覚としては至って自然なものだったらしい。

 ところで当然湧いて来る疑問として,夜明けまで「36分」だとか,日暮れから「36分」だとか言うのをどうやって計ったんだこのやろう,というのが出てくると思う。これについてはワタシもずいぶん調べたのだが分からなかった。誰か知っていたら教えて下さい。まさかテキトーつうことはないと思う,36分だし。
 
 この落語を知らないヒトはまず下のサイトを御覧ください。
 

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べ画像 投稿者:

コメント (6)

最新コメント5件

2001/12/04

ね,わかんないでしょ? おがさんも注文した「円の歴史」もこの問題が解決するのではっと思って買ったんですけどね(嘘)。

おが http://homepage1.nifty.com/cosmy/...←ここには『 日の出前、手を朝焼けにかざしてみて、「しわ」が見え始まるころを 「明け六つ」とし、逆に夕闇に手のしわが見えなくなる頃を「暮れ六つ」』としていたなんて書いてあるっす。36分じゃなくて、手の皺を見て感覚的に計っているような記述であります。

なるほど。私の文中36分というのは,「歴史読本特別増刊:江戸江戸時代生活・文化総覧」という本に女子美術大学の岡田芳朗教授が書いた「江戸時代の時刻と暦」という文章なんですが……なんかそっちの方が現実的ですよねぇ。

NYANKO 公式な定義が36分ってことなのかもしれません。時計はすでにあったみたいですけど、時計のない場所(時報の聞けない場所)では意味なかったのかもしれませんね。

たけたけ 江戸時代には大名時計という機械式の時計があったのでそれを利用していたのではないでしょうか。 大名時計は当時の不定時法との調整を図るために、常に時計師がつきっきりで面倒みていたそうです。 でも36分は適当そうな感じもします。

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