レガシーロッカー
Legacy Locker
ネット上に自分のオンラインアカウント情報を安全・安心に残せるサービス。 主な利用目的としては、メールアドレス、ブログアカウント、等のIDやパスワードを自分の指定する受取人に自分の死後、きちんと伝えてしかるべく処理して貰う、ということらしい。 全部を自動処理化せず、依頼者(ユーザ)の死亡の確認は紙の証拠書類の郵送を人手で確認してから依頼された情報を開放する、という手順まで考えてあるので、そこそこ安全に使えるのではないだろうか。 何年か前から考えていた「ネット墓守」にかなり近いサービスだと思う。 まあ、このサービスの前提は、自分が死ぬ寸前までボケてしまわず、きちんと自分のやっていることを理解・掌握出来ているという前提ではあるようなのだけれども。
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アカウント情報だけでなく、遺産相続人(受取人)に対して、遺言メールを作成しておいて、自分の死後、それを一緒に送信して貰うことも出来るらしい。 例えば、「関心空間のアカウントは死後も残して欲しいが、トップページに●●年●●月に死去致しました」と記載し、ハンドルネームの最初に「故人:」と付け加えて欲しい」とか、Gmailのアカウントでは、友人のカテゴリに分類してある人たちには、死去の連絡を送って欲しい」とか、伝えることが出来るらしい。 まあ、自分の周囲で、きちんとそれらの遺言を執行出来る技量の持ち主を確保して置くことが(2009年春の現時点では)結構難しいかも知れないけれど。
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(以下は、Legacy Locker社のサイトより引用)
Legacy Lockerは貴方のオンラインアカウント情報を、安全・安心にご友人やご家族に渡す手段です。 それはあたかもデジタルなセキュリティボックスのようなものです。 貴方はオンラインアカウント(電子メール、写真、SNS等、オンラインでログインを必要とする全てのもの)をそこに入れることが出来ます。 貴方が保管する全てのアカウントについて、各々個別に受取人を指定することが出来ます。 その方に、貴方のデジタル遺産を託すことが出来るのです。
Legacy Locker is the safe and secure way to pass your online accounts to your friends and loved ones. It's like a digital safety deposit box - you can put all your online accounts (emails, photos, social networks, everything online that requires a login) in it. For every account you store, you can assign a beneficiary, someone to whom you want to entrust your digital assets for the future.
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IT Mediaの記事の引用
===== 引用開始 =====
新興企業の米Legacy Lockerは3月10日、自分の死後、オンラインアカウントなどの情報を、家族や親しい友人に安全に譲渡できる新サービス「Legacy Locker」を開始すると発表した。同社はこのサービスを、パスワードやユーザー名を含む重要なオンライン情報を保管できる、オンライン上の「貸金庫」と位置付けている。
Legacy Lockerは世界中どこからでもアクセスでき、簡単にアップデートできる。利用者はメールアドレス、写真共有サイト、iTunesなど、さまざまなオンラインサービスのアカウント情報を保存し、自分の死後にそれらを任せる「受取人」をそれぞれ指定することができる。また本人死亡確認の「証明者」として2人以上を指定する必要がある。情報はすべて暗号化され、「大手金融機関以上の」セキュリティ環境で守られているという。
誰かから利用者死亡の連絡を受けると、Legacy Lockerは証明者に連絡をとり、死亡を確認できれば貸金庫を各受取人に開放する。死亡確認には証明者のメールだけでなく、死亡証明書の写しが必要になる。
サービスには「Legacy Letters」(遺言レター)の配布も含まれる。死亡確認後、あらかじめ用意しておいた遺言レターが、家族や友人など指定した相手に自動的に送信される。
新サービスの開始は4月で、無料トライアルアカウントに加え、年間29.99ドルの1年更新型、299.99ドルの終身型の有料サービスが提供されるという。
===== 引用終了 =====
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本質的には、弁護士に遺言を託すのと似たようなことかも知れないが、オンラインであることで、圧倒的に安価なサービスになっていると思う。 同列で比較するのは無理があると思うが、日本で弁護士に遺言を託すサービスを依頼すると、最低でも21万円なんていう出費を見込まなくてはならず、しかもオンラインのアカウント情報なんてどんどん増減・変動するから、その都度更に料金を支払って遺言を更新して行くなんて、全く現実的ではない。(少なくとも私のレベルでは)
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オンラインのアカウントの遺産相続に関しては、日本では未だ全くと言って良い程考えられていないと思う。(私自身が書いているような玉石混交の「石」だけのようなネットコンテンツを保存してどうする?という声があるのは承知の上だが) 不景気で顧客サービスを拡充しようと掛け声掛けていらっしゃる生命保険会社さん、末端契約者には理解出来ず役に立つかどうか分からないオプションをお勧め下さるよりも、こういう、多分将来的に多くの人達が嬉しいと思えるようなサービスを生命保険の一部に組み込んで販売して貰う、なんていう新発想、如何でしょうか?
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ちなみに、2009年より業務開始予定で、今のところまだ無料アカウントの受付も始まっていない模様。 だから日本語が通るかどうか、なども不明であるが、日本語での死亡証明書等を受け取っても、当然日本語の解読が出来なければ仕事にならない訳で、同じサービスを日本にローカライズする、というのはかなり将来有望なビジネスなのではないだろうか?
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- 団体名: Legacy Locker Inc.
- 地域: サンフランシスコ
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住所:
735 Montgomery Street, Suite 300, San Francisco, CA 94111
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- 年(代): 2009年4月業務開始予定
- 2009/03/14更新
- 2009/03/14登録
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コメント (8)
最新コメント5件
2009/03/18
島崎丈太 遺影ビジネスというと、こんな感じのものですか? 自分のお葬式の方式等を事前に遺言しておくのは確かにアリだと思いますね。
*くう* 遺影ビジネスのリンク見ましたー。写真加工サービスの販路拡大って感じなのですね。私が思ったのは、生前にあらかじめ自分の遺影をリクエストしておく、というものです。既にありそうなきもしますが(未調査)。 祖母がなくなったとき、遺影がとてもよくって、「あの写真どうしたん? わたしもあんなのがいいわー」って言ってる人が多かったので。
2009/03/19
真空報告官 遺言サービスとして「Death Switch」というものが紹介されていました。
ネーミングが直球すぎると思うのですが。
紹介サイト:http://www.lifehacker.jp/2009/03/...
どのタイミングで送信されるか、というのは重要だなと思いました。
島崎丈太 ネット墓守のコメントの中にもあるのですが、ある一定期間、生存確認メールに反応しないと送信トリガーが引かれるメールタイプの遺言サイトだと、どこかに出かけたり入院して動けない、等の事情でネットから切り離されていると、誤作動してしまいそうで、ちょっと怖い気がするんですよね・・・ しかし、そのサービスに追加で「文書による死亡確認」というステップが加わればかなり信頼性が高まるかも知れません。 いずれにせよ、大切な情報を預けるので、運営主体の信頼性はかなり厳密に保障されていないといけない気がします。
2009/05/14
島崎丈太 実際にLegacyLocker社が営業を始めたようなので、アカウントを作ってみました。 でも、昼休みに会社のネット経由でアクセスしたせいか、SSLが遅くて、途中でタイムアウトすることがしばしば。 スタートアップで予算が少ないのかしらん。 無料アカウントは3個まで扱えるというので、関心空間、Gmail、はてなのアカウントを預けてみようかと思っています。(それとも、しっかりした管理が出来ると分かるまでは、こういう超重要なアカウントは預けない方が良いかな?)
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