タマシイノクドウタイ
魂の駆動体
神林長平のSF長編小説。
車が「クルマ」から自ら制御する必要のない「自動車」に置き換わった近未来、ひとりの老人が自らの理想のクルマを設計しようとする。はるかに時は流れて、「翼人」が太古の人類遺跡から設計図を掘り出してクルマの再現を試みる・・・・
神林作品にはつい最近『雪風』シリーズで出会ったんだけど、『魂の駆動体』には心揺さぶられた。私は原付免許しか持ってないし当然車を運転したこともないんだけど、車というメカを通して魂が開放されていくような、地上にありながら心が飛翔していくような快感。
『雪風』もこの作品も、小説としては硬質な表現が読んでいて気になるんだけど、車をという機械が人間の魂を衝き動かすダイナミズムが見事に表現されていて、新幹線での移動中に読みふけってました。
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神林長平
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