ユーツースリーディー
U23D
簡単に言ってしまえば、U2のライブの3Dドキュメンタリー映画なんだけど、これが5.1ch音響と合わさってライブの臨場感をまるごと映画館に持ち込んだ感じだった。いや、実際のライブ会場とは明らかに違うんだけど、それこそ昔々田舎の村で初めて映画が上映されたときの感動のようなものが味わえるのではないかと。
と思った割には劇場はガラガラだったんだが(平日最終回)。
ひところの3D映画にありがちな「ほーら立体ですよー。すごいでしょー。触ってみます?触れないけど」みたいなオタメゴカシ的3D作品ではない。また、ただの「ライブ会場をまるごと持ってきましたよー」的なものでもない。U2の世界観を汲んだ上で、ライブでもアルバムでもテレビでもない新たな「U23D」として製作されている。
デジタル映画を上映できる劇場数が限られているものの、日本全国のかなりの数の劇場で上映にこぎ着けたのは素晴らしいと思う。だが現実は厳しいな。これこそ新しい「映画」なのにな。
という自分の書いた内容に水を差してしまうかもしれないが、本作には字幕は一切ない。歌の訳も、たまにあるMC(ほとんどないけど)の訳も表示されない。おまけに当たり前だが全編曲はU2である。U2、ロック、3D、5.1ch、映画のうちいずれかに強い興味がない人には厳しい作品かもしれない。ちなみに私はU2もロックもさして興味はなかったが3Dと5.1chと映画に対しての興味で最後まで楽しめた。
※公式サイト|Wikipedia(日本版)にも登録されている
※3ality Digital
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