Benjamin Britten, "War Requiem, Op.66"
ブリテン「戦争レクイエム」
20世紀の英国を代表する作曲家Benjamin Brittenが、第2次世界大戦中にドイツ軍の空爆によって破壊された英国WarwickshireのCoventryにあるSt Michael's Cathedralが戦後に再建された際、その献堂式を祝うため1962年に作曲した作品。Brittenはキリスト教の「Missa pro Defunctis」に用いられるラテン語の典礼文に加え、第1次世界大戦において戦死した英国の詩人Wilfred Owen(http://www.hcu.ox.ac.uk/jtap/)の詩を作品のテキストとして用いた。
本曲はオーケストラ、弦楽四重奏団に1名のコントラバス奏者、管打楽器奏者からなる室内オーケストラ、混声4部合唱団、児童合唱団及びソプラノ、テノールとバリトンの独唱者により演奏される。このうちOwenの詩をテキストとする部分は室内オーケストラとテノールとバリトンの独唱者が、ラテン語の典礼文の部分はオーケストラと合唱団、ソプラノ独唱者が基本的に演奏する。
楽曲の構成は以下の通り。
I. Requiem Aeternam
II. Dies Irae
III. Offertorium
IV. Sanctus
V. Agnus Dei
VI. Libera Me
リンクで紹介するCDは作曲者自身の指揮の下、ソプラノに稀代のチェリストMstislav Rostropovichの夫人でもある旧ソ連出身のGalina Vishnevskaya、テノールに英国出身でBrittenと親交の深かったPeter Pears、バリトンにドイツ出身で20世紀を代表する歌手であるDietrich Fischer-Dieskau、混声4部合唱団としてBach ChoirとLondon Symphony Chorus、児童合唱団としてHighgate School Choir、オーケストラとしてLondon Symphony Orchestra、室内オーケストラの弦楽四重奏団としてMelos Ensembleらが参加して録音されたものである。
Requiescant in pace.
<改訂履歴>
2003年2月26日:Owenに関するリンク先を変更
- 人名: Benjamin Britten
- Galina Vishnevskaya
- Peter Pears
- Dietrich Fischer-Dieskau
- 2003/02/26更新
- 2002/09/12登録
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