コペンハーゲン ノ マチカド カラ チイサナ タイコク デンマーク ニ クラシテ
コペンハーゲンの街角から―小さな大国デンマークに暮らして
「コペンハーゲンの街角から
―小さな大国デンマークに暮らして」
この本は1999年〜2001年頃に
デンマークに赴任した
大使館専門調査員の書かれた本
当時20代 若い独身男性の
目から見たコペンハーゲン
モダン・デンマーク・・・
昔(6〜7年前)オランダのワークシェアと
失業率について聞きかじったことがあり
今年になって フジテレビの「サキヨミ」で
はじめて映像で オランダのワークシェアの様子を
かいま見ることができました
「1人だったら週3日働けば十分ですよ」
http://www.youtube.com/watch?...
1982年ワッセナー合意以降 社会的な大変革の甲斐あって
ほぼ あらゆる職業で ワークシェアによる時短生活が
完全に定着しているオランダ
雇用形態を「自分で選べる」自由
あえて2人で1.5人分だけ働く生き方を選択する夫婦もいる
システムと価値観の違い・・・
同一労働同一賃金 充実した 完全に近いセーフティーネット(!)
派遣業者は 次の仕事を見つける義務がある・・・
国政に対する信頼 心のゆとり 何気ない暮らしの幸せ
「時間とお金 どちらが大切ですか?」という質問に
人々は皆笑顔で「時間だよ」「モチロン時間さ」
等と答えていました
その話を家族にしたところ 「あいのり」で
世界でいちばん幸福度の高い国デンマークを訪れた回の映像を
見せてくれました
北欧デンマーク王国の幸福観
北欧デンマークの田舎暮らし・・・
そして この本に出会いました
デンマークの食事はおいしくないと書いてありましたw
でも
「自分たちの国をこれほど愛する国民が
これほどくつろいで自分たちの生活を楽しんでいる国民が
世界の他の国にどれほどいるだろう」
「はかりしれない幸福感」「素朴な安らぎ」
「言葉ではいいつくせないほどの幸福」「当時の夢のような時間」
「純粋な幸福」
端々に そんな言葉がでてきました
重税制度を「選択」した デンマークの人々は
それが自分たちの望んだ社会の仕組みを支えていることを
実感できていて 今や自己陶酔に近いほどの誇りに満ちている感も・・・
その安心感
老後の不安のためになんか貯金をする必要がない人々
旅行好き 活力ある経済 北欧デザイン 高い投票率 徴兵制度
週37時間労働 (金曜の午後は早退も) ギャップ・イヤー(サバドー)
ボーナスはないけどバカンス長い
再チャレンジ可能な社会がいい社会であると
皆がわかっている社会
教育費・医療費ゼロ 万全の社会保障 大きなベビーカー
共働き 働く女性たちの比率 女性の政治的発言力
権威主義を嫌う国民性 寛容な社会 ノーマリゼーション 平等意識
ほとんどの日本人は まだ何も知らない
幸せな国は本当に 実際につくれることを 信じていない?
どうすれば 少子化だって止められるのか 考えてない?
何よりも先に 少子化を止めることが大切だと考えようとせず
「国が悪い」「しようがない」
「日本は世界一豊かでいい国だ」。。。
知らない間に 世界一冷たい格差社会になってしまった日本
派遣切りはドイツでも起きているが、日本のように、解雇された派遣社員が路上生活を強いられることは稀だ。彼らは賃金や雇用保障の面では差別されているが、社会保障の面では差別されていない。
日本が誇れるものはあるはずなのに この閉塞感・無力感は何なのか?
日本人は何を見失っているのか?
「選択肢」ですよね
経済的な視点を超えた 選択肢があまり示されていない
ややこしくない シンプルな選択ができること
そこに理想のイメージ・幸せのイメージ・理念が感じられるような
例えば 食料自給率と食品の消費税率と何らかの優遇措置について
2つの方向性があったとして どっちを選ぶか? みたいなこと
例えば ギャラが高く教えるのも上手いベテランの職人さんが
後進・契約社員・外注・派遣さん・パートさんに仕事を譲った結果
路頭に迷うのは自己責任だとしても
その素晴らしいスキルは
何らかのカタチで生かされて当然ではないのか?
みたいなこと
どっちの負担が重いか軽いか・コスト的にどうかではなくて
「どっちが望ましいカタチなのか?」
「結果として 誰がどんな幸せが得られるのか?」
「それはオランダやデンマークにも誇れる豊かさなのか?」
「再選択・再チャレンジできるだけの自由はあるのか?」
「再選択・再チャレンジできるだけの自由はあるのか?」
「再選択・再チャレンジできるだけの自由はあるのか?」
今の日本の自由って 計算通りに飼い慣らされた自由
必然的に バラバラになることを知っている人たちの計算通り
自由と平等と博愛(友愛)は
そもそも矛盾するから 教えられた。。。。
理想のイメージなくして それが現実化することはないと思います
だからそれを模索する途中で お手本は重要だと思います
「この世の中に役に立たない人はいない」というタイトルの本・・・
例えばそういう視点で再構築された社会システムと
今の日本を比較してみたこと ありますか?
日本人は何のために 毎日長時間働いているのか?
それで何か良くなったのか?
努力が報われない社会で 毎日時間を捧げ
巣ごもりに励み ささやかな貯金をし 時々ストレス発散
毎日毎日 何も進歩のないことが あたりまえの国
正当化・自己評価・保身・先送り・・・
欠陥社会での自己責任って何ですか?
ハリケーン被害にあった地域では 何が行われたのですか?
四川大地震にあった地域では 何か配られたのでしょうか?
国家経済が破綻した国では その後 貨幣に何が起きたのですか?
地域経済が破綻したところでは 高齢者は 女性は 子供たちは
どうなりましたか? 本当に知っていますか?
(私はまだ知りません だから知りたいです お金のない社会のことも)
日本で後退しているのは景気だけですか?
景気が回復したら また浪費できる それだけですか?
何故 何でも換算して 利子をつけて 考えるのですか?
逆に 何故 家事労働は換算しないのですか?
そこにウソはないですか?
幸せな国にあるのは あたりまえの幸せに思えました
食料自給率300% エネルギー自給率150%以上
そんなことが 実際にできるんだ!という新鮮なオドロキ
高福祉で重税で なお経済的な活力がある社会
を支えている ネクタイを締めたがらない人々のモチベーション
目が覚めました
幸福観が変わりました
まあ前から思っていたんですけど
ものすごく空が晴れてるのに 何でよどんだ空気の職場に
閉じこめられてなきゃいけないのかな とかw
晴れた日に 外に出るだけで幸せな あの感じ
その幸福感を ないがしろにしないこと お互いに・・・
北欧の 短い夏を愛しむ だから世界一バーベキューが
大好きな人たちの幸福度・・・
時間泥棒のカラクリ・お金や経済の根元的な矛盾・腐る貨幣 等を
教えてくれた ミヒャエル・エンデの遺言を 読み直そうと思っています
- 商品名: コペンハーゲンの街角から―小さな大国デンマークに暮らして
- 価格: ¥2,100
- 著者: 寺田 和弘
- 出版社: ビネバル出版
- 発売日: 2003-04
-
詳細をみる
- 2009/06/04更新
- 2009/04/03登録
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コメント (10)
最新コメント5件
2009/06/10
Poughkeepsie はっは「アラ探し」じゃない、褒めてるんです。自給率500%超の余裕に基ずく国家戦略のしたたかさを言ってる。何故今こぞってマスコミあげての北欧ブームなのか。無論、今こそ日本人は内村鑑三の「デンマルク王国の物語」あたりを読み直すべきでしょう(基督教徒でないです)。独逸に敗れ領土の殆どを逸し、露西亜に散々やられ酷い目に合った。だから農畜産に励み今に至る国家制度をつくり上げた、実に頭がよく勤勉な人たち(なにせバイキングの末裔だからね/笑)。しかし働いてる人から実際のところ聴いた医療制度の例。物事の考え方が違うのでしょう癌などそうそう治療しない現実主義、「極端に言えば」死ぬまで。だから統計上致死率も低く出る。逆に日本は保険点数稼ぐため過保護でなんでもすぐ治療しちゃう、いいのか悪いのかわかんないけれど確かに甘やかされてるのかも。意外だったのは、「日本の従軍慰安婦問題なんて論外、もっと反論すべきだ」と現代の彼女らですら言及してました。そういう酷い目に合ったという教育を受けてるんでしょう。「東京って、なんてきれいで安全な街なの!?」「ほんとはもっと汚いところがあるよ、それよかストロイエ通りなんてもっと素朴で素敵じゃない」「そんな事な無いわ、今や裏道は移民のギャングの溜まり場よ。東京の電車って乗ってても安全だし」「いやいや実際には危険なんだからそんな美化しないで」とは、あるコペンハーゲン在住の母娘を案内した時の会話。「今問題なのはね、高福祉目当ての移民達なんだ。永年私たちが留保してきた大切なお金を後からやってきて横取りしようなんて許せないね。だから彼らに対する排斥の運きがあるのは事実。私もそう思う」とはある畜産家。
LittleLoro やっぱりデンマークの人は高福祉を「勝ち取った」感あるんですね。移民問題と高賃金維持とかの問題は、これから大きくなりそう、北欧でもEUでも悩ましい矛盾をいっぱいはらんでいますね。少子化日本も同じ運命。既に賃金体系は破壊されちゃったし、セフティーネットもないし、人口減ると外国人労働者増えるし、ワープア化とまらない感じがします。旧い考え方にとらわれている限り。・・・もう試しに、北海道デンマーク化してみながら考えてほしいかなあ?
Loveclone 「デンマルク国の話」内村鑑三は、岩波文庫買って読みました。宗教と教育と、自信としたたかさの話、わかります。日本と比較して何一つ恵まれてないし、食も環境もデザインも、別に特に憧れる要素の少ない国。だから、少々美化したところで、大抵の日本人は「日本の方が豊かに決まってる」「勝ってる」といつも思ってますよ。それで実は負けてるところを学ばないで、伝え合わないで、日本が普通だと思って過ごす。気が付くといつまでも国として何も進歩なく、年とって不況で正社員リストラされて気づくのです。再選択・再チャレンジできるだけの自由なんて全然ない国だってことに。漂流家族、派遣切り、今、他人事じゃないんです。「世界でいちばん幸福度の高い国」とそうでない国の差は、かなり大きいと思うし、視点として、より多くの人に気づいてほしいと思ってます。
Himajin かなり前ですがデンマーク行きました。
国民の文化レベル、住民の政治への関心度が日本とはぜんぜん違います。日本は政治貧困国です、少しづつ改善されつつも徳川時代の延長線上にあるでしょう。
誰が悪いのでしょう?。コペン市内も、郊外を歩いても高齢者の笑顔がどこに行っても見られます。日本と違いお金と幸福感が別物のように感じられた1週間でした。だから日本とは空気そのものが違ってさえ感じられました。これは国民の高い自覚と政治参加と言う土壌の上に結実したものでしょう。麻生を首相にする自民党政治家その政治家をなんてことなく選んだ国民。国民レベルが麻生レベルだということは否定できないことです。
ま、当分辛抱してください。
LittleLoro 結果的に得てきた豊かさの質。とりあえず安心な国と、消費した思い出だけが懐かしい国の残骸みたいな。豊かさと幸福度の違いを混同してる場合じゃない感じ。それで、今までの東京的な豊かさが求められなくなって、幸福度が高い国になったと仮定します。すると、移民も増えますよね。それで全部台無し?・・・そうじゃなくて、地方都市で幸福度も高い、もうひとつの成功モデルがあり得るはずでは? 私はそういう想いで、ヨーロッパの笑顔の人々の動画とか眺めてます。何度も。・・・あの人達の国々も難しい問題抱えてるけど、きっと見失わないと思うので。「日本人って可哀想ですね。自業自得だけど」「毎日8時間も働いてワープアなんて、人生がもったいない」って、もっと言ってもらったほうが目が覚めるのかしら?
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