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日本人って何考えてるの?―三人のスカンジナヴィア(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)の若者が見た現代ニッポン (スカンジナヴィアン・インスピレーション)

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日本人って何考えてるの?―三人のスカンジナヴィアの若者が見た現代ニッポン
北欧の福祉・文化研究会

1995年4月の講演内容をまとめた小冊子

季刊ダンマーク増刊(2)となっています

1人めはスウェーデン人 1963年4月生まれの
クラース・メリーンさん(当時スウェーデン語教師)

「『日本にスラム街があるのは知らなかった』と思いました。
 人が住んでいる家なのに、とっても小さくて粗末な建物だと思いました。
 その思いは、今でもあまり変わっていません。」

今 2009年ですが 正直 今でもあまり変わってないですよね
だから 私はもう 東京に住んでいたいとは思わなくなりつつあります

ちなみにイケアのフレーズ
「スウェーデンでは、家と自然こそが人々の暮らしの中で大きな役割を果たしています。」
「家こそ、この世でいちばん大切な場所」

クラース・メリーンさんは 日本の住宅事情は 住宅不足という問題とは
違うようだ と感じたそうです

「日本ではどこに行っても不動産屋がたくさんあります。空いている部屋もいっぱいあります。
 でも値段は信じられません。」
「そのうえ借りるのに、礼金、敷金、そして光熱費」

そして 日本の女性が自立できない理由がわかった といいます
単純に 家賃が高いから 両親に依存し続ける期間が長くなる

同時に 産業界がそれを逆手にとっていることも 1995年の時点で指摘しています
「親と同居して結婚していない女性は、高い給料もいらないし」
結婚して辞めれば「もっと若い女性に交換できる」あとは言わずもがなですね
派遣切り全盛の今、人間を低賃金の労働力と見なし使い捨てにするのが
正しくかしこい経営だという風潮は
その後もいろんな大義名分の下で 結局 悪化していますね

日本の住宅と社会の 不公平で不平等な状態を「なぜ許しておくんでしょうか?」

「日本人とこの問題について話すと、よく『しようがない』という答えが返ってきます。
 この『しようがない』という表現を、私は嫌いになりました。」

「日本人は戦後、生活水準がいつも上がって来たから、満足しているように見えます。
 不公平と環境汚染があるのは、あまり気にしないみたいですね。
 自分が成功できるかどうかのほうがもっと大切みたい。」

やっぱり今も日本人は 変わってないですよね


この続きでは スウェーデンにも歴史的に「不公平な社会があった」ということ
でもスウェーデンの労働者はそれを許さず 様々な組合をつくって みな戦ってきたこと
今(95年当時)社会保障や男女平等は既に完璧に近いけれども
スウェーデン政府の借金という大問題も抱えていること・・・などが語られていました

高コスト構造の福祉社会の経済はその後どうなったのか 興味深いです

「日本の中にはいい事もたくさんあると思います。
 例えば、神戸大震災の様な災害があっても、日本人は簡単に諦めないから、
 日本人はとても強いと思います。」

今もこの方が 日本で暮らしているのかどうかはわかりません

そして世界同時不況を迎えていますが


今「日本人って何考えてるの?」


世界には 様々なお手本があるのですから 「しようがない」ではありません
勿論 お手本というのは 猿真似すればいいということでもないでしょう

私は単純に今のイケアが大好きで
日本でスウェーデン並の住環境で暮らしたいです
そのためには 何かを引き換えにする必要はあるかも知れません
でも 収入の増減に関わらず 諦めるつもりはありません

そして 謙虚な気持ちで 北欧に学ぶならば やはり

「持続可能な経済・社会はあり得る」という前提で
「再チャレンジ可能な社会のほうがいい」という前提で
もうひとつの日本の可能性を信じて
今 選択できることを見極めていきたいと思っています

「しようがない」と言っている人に
伝えていきたいと思っています


そういう意味では
北欧の家電や雑貨・イケア・北欧デザインが大好きな人たちが
モノ以外の魅力に気づいて どんどん伝えていくことが
もうひとつの日本のカタチに 
ひとりひとりの選択のきっかけに つながっていったらいいですね

日本人って何考えてるの?―三人のスカンジナヴィア(デンマーク・スウェーデン・ノルウェー)の若者が見た現代ニッポン (スカンジナヴィアン・インスピレーション)

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  • 価格: ¥1,020
  • 著者: クラース メリーン, クリスチーヌ アーレンバック, シュール ラーセン,
  • 出版社: ビネバル出版
  • 発売日: 1995-06
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  • 2009/05/03更新
  • 2009/04/20登録
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