アメノナマエ
雨の名前
日本では梅雨ひとつ取っても『菜種』『筍』『山茶花』の三種類の雨がある。
他にも例えば、
桜雨・養花雨・育花雨。
御精霊雨・秋雨・青時雨。
鬼雨・狐雨・猫毛雨。
肘笠雨・流星雨・山蒸雨などなど。
雨に冠する語彙(それだけではないが)の豊富さでは、日本がおそらく抜きん出ているに違いない。
著者の高橋順子氏はボクの大好きな詩人だが、前後して出版された「風の名前」と共にセットで本棚に並べておくと、季節の流れゆく様を風雅に味わうことができるだろう。
因みに、この本にも出てくる『虎が雨』とは陰暦五月二十八日前後に降る雨のことで、日本三大仇討ちの一つである『曽我兄弟』に由来。仇である工藤祐経を討った兄・十郎祐成が新田四郎忠常に殺されたことを悲しんだ『虎御前』が流した涙が雨になった・・と言う。
悲しみに暮れる『虎御前』はその時十九歳。
そんな雨なら打たれてみたいな・・。
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雨 雨 雨 雨 雨 雨 雨 雨 こうしてみると、文字が雨に見えてくる……『空の名前』って、本、どこへやったかな…… *リンクに意味はありません。気分的に選んだものです。







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