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Nav Katze (ナーヴ・カッツェ)

シンプルなバンドサウンドにはじまり、民族楽器を取り入れたり、シンセ主体のポップサウンドを構築したり、果てはテクノへと、80年代後半から90年代を時代に迎合することなく独自の世界を作り上げたNAV KATZE(神経質な猫)。

1984年、飯村直子(Vo,G)、山口美和子(Vo,B)、古舘詩乃(Dr)で結成され、1986年岡田徹プロデュースの12インチシングル「NAV KATZE」でスイッチよりデビュー。1991年「歓喜」でビクターからメジャーデビュー。その後、古舘が脱退し2人組のユニットに。通算7枚のオリジナルアルバムを残し、現在は活動休止状態。

上述したように、アルバムごとにまったく違ったサウンドを展開させるため、その魅力を一言で説明するのは難しい。詩は一貫して夢幻的な世界を描いている。互いのアルバムに参加し交流もある遊佐未森を「自然」というキーワードで表現するならば、NAV KATZEはまさに「都市」という対照的な言葉が似合う。

「Switch Complete 1986-1987」(アゲント・コンシピオ)
2001年に再発されたインディーズ時代の音源(12インチシングル「NAV KATZE」とアルバム「OyZaC」)をまとめたアルバム。岡田徹プロデュース、14曲収録。ギター、ベース、ドラムのシンプルなサウンドですでにして一つの世界を完成させている。和製ポリスと呼ばれていたらしい。

「歓喜」(ビクター)
アコースティック主体のサウンドで、詩の世界は一見メルヘンチックながら、奥に暗い部分を隠し持っている感じ。しかし、感情を抑えた歌い方により硬質のイメージを獲得している。

「新月」(ビクター)
ドラムの古舘が脱退。シンセを導入しつつも、シンプルな音世界は維持している。見知らぬ街で迷子になってしまったような孤独感と、そのすぐそばにある別世界への憧憬を併せ持った浮遊感漂う作品。

「The Last Rose in Summer」(ビクター)
音に厚みを持たせ、明るいがどこか哀愁を帯びた曲調のものが増え、失われたものと永遠に変わらぬものをやさしく抱きとめるような詩の世界を展開。「光の輪」のコーラスで遊佐未森が参加。

「OUT」(ビクター)
5曲入りのミニアルバム。これまでの流れから一転し、ハイテク・ガレージポップと銘打ったクレイジーかつキュートなサウンドへ。LUNA SEA、SOFT BALLETの藤井麻輝が参加。

「うわのそら」(ビクター)
「OUT」の流れを受け継ぎ、よりポップでクレイジーに。詩も未来的なキーワードが頻出し、ものや情報が溢れているのに「うわのそら」であるような空虚で刹那的なものへ。

「Never mind the distortion」(ビクター)
「OUT」「うわのそら」のリミックスアルバム。よくは知らないがその筋では有名らしいUltramarine, Reload, Aphex Twin, Black Dog Productionsらによるリミックスが収録されている。ビデオも発売された。

「gentle & elegance」(ビクター)
現在のところもっとも新しいオリジナルアルバム。全楽曲が山口の作詞・作曲・プロデュースによるもので、飯村は2曲でギターを弾いているだけ。また、Autechre, Seefeel, Sun Electricによるリミックスを挿入するという野心的な試みもなされている。オリジナルの楽曲も完全にテクノサウンドとなり、従来のファンを完全に置き去りにした格好だが、それでもなおメロディと詩の世界は紛うかたなきNAV KATZEである。

「Never mind the distortion II」(ビクター)
「gentle & elegance」のリミックスアルバム。The Gentle People, Disjecta, Sun Electric, Seefeel, μ-Ziq, Autechre参加。

Nav Katze

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投稿者:
やっき
  • 2002/09/19更新
  • 2002/09/19登録
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コメント (4)

2002/09/20

2026 CD何枚か持ってます。このバンドの独自のテイストは他に得難いものがありますね。

2002/09/21

2026 ちょっと聴き直してみました。私はやはり「こわれた世界」という曲がいちばん好きです。あと「Wilde Horse」のリミックスも印象に残ります。

2002/09/24

やっき 全然違うタイプの2曲ですね(笑)。芯は一緒でもこれだけ幅の広いサウンドを展開したユニットも珍しいと思います。

2026 そうですね。音は変わっても「世界」は一貫してると思います。

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夏もの強化期間につき投入。 これまた知る人ぞ知るNav Katze(ナーヴ・カッツェ)から一枚。どうもこれ以降のものはがらっと変わり果てたそうで...。 わたしの聴くものの中には痛いほど...

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  • (('w'))

とても孤独感のある、小説のような歌を創るユニット。 冬の夜空が似合う。 遊佐未森や zabadak 関連の音楽を漁っていた頃に知った。 友人の波魚が作ってくれた、女性...

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