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『ECMの真実』

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ECMの設立者マンフレート・アイヒャーを軸に据え、彼にまつわるエピソードをひろいあげることで、ECM30年の歴史を振り返る。
独ECMの歴史を時系列にそって紹介している本かと安直に予想していたが、心地よく裏切られた。これはECMというよりは、あまり知られていないマンフレート・アイヒャーの素顔を垣間見せる内容になっている。
実にクレバーな切り口である。今のECMはまさにアイヒャーの軌跡であり、彼とアーティストたちによって築かれたものだ。したがって、アイヒャーについて語ることはそのままECMの歴史について語ることになる。
また独ECMレーベルについてだけでなく、日本においてECMが根付いてゆく過程がしばしば紹介されている点がさらに興味深い。日本の関係者にしか書けない非常に重要な証言である。

自分が愛聴しているCDがレコーディングされた際の隠れたエピソードなどを知ると、さらに愛着が湧いてきたりする。
私の場合、今まで断片的な情報しか入手できていなかったことによる疑問がいくつも解決され、興味深く読むことができた。特に天才・アイヒャーの人物像が見えてきたのは非常に大きな収穫だった。

稲岡氏、そしてこの本の企画・編集にたずさわったすべてのスタッフに対して敬意を表したい。

『ECMの真実』

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投稿者:
tomo
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  • 著者:稲岡 邦彌
  • 河出書房新社
  • 2001/12/04登録
  • 2129クリック

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コメント (6)

最新コメント5件

2001/12/09

shino.f tomoさんの「関心」はECM関連や音楽方面、すごく勉強になります。(ぺこり)。

tomo え?知らない!おしえて、どこ?

shino.f あ、もしかしたらすでに閉店しているかも。一応。http://www.yk.rim.or.jp/...

tomo Thanx. :-) とりあえず探してみますです。

2004/04/13

もえぎ  ある日、棚にECMのCDが多いことに気づきこの本を買いました。なかなかでした。

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Hilliard Ensembleとも関連のある ノルウェーの女声トリオ。 Ivan Moodyの1曲以外、作者不詳のミサ曲と トラディショナルを収めた全20曲。 澄...

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人名・団体名ECM

  • (tomo)

マンフレート・アイヒャーが創設したレーベル。ヨーロッパのジャズというかコンテンポラリー音楽を代表するレーベル。俗に「ECMサウンド」と呼ばれるほど、クリアで潤いのある独特...

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