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はんきゅうでんしゃ

阪急電車

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有川さんの肩書きは「(大人のための)ライトノベル作家」だそうです。自分は脳がついたカメラであって、作品世界のキャラクターを自動的に追っかけていき、そこに映ったものを文章に書いている、だから読者が映像化しやすい文章になっている、というトークをテレビで見ました。頭の中に物語の世界を完全に構築して書くという作家の行為はたぶん昔から変わらないのですが、その行為を自由自在に動けるカメラでみたものがそのまま文章になっていく、と、捉えるのは、様々なメディアに溢れた現代の申し子という気がします。

その有川さんの本を初めて読みました。電車に乗り合わせた人達が、少しずつ繋がりながら恋模様が展開していきます。阪急電車の雰囲気は、この小説の舞台にはぴったりです。このようなほんの偶然のつながりが、実は人生の一番大事な要素なのかもしれません。

それにしても、有川さんは多作ですね。このキーワードの文章は、「本部コミュニティ」の「本部当直」で4月に一度書いたものですが、それ以降もさらにどんどん新作が書店に並んでいます。

阪急電車

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