ぜんとうようかいどう
全東洋街道(上)
藤原新也の亜細亜写真集。トルコの昼と夜に文字通り肉迫する。食と色、性と生。それ以外にこのアジアとヨーロッパの端境で何があるだろう。モスクやバザールは人間の生き様が湧出した残滓に過ぎないのである。とイスタンブールの裏町の石畳をあるきながら思った。
中ページ、雪のボスポラスフェリーの上を汚れた鴎が飛んで行く。この風景、どこかで見た印象が、と思ったら昔聴いた後藤次利のソロアルバムのジャケット写真だった。
地球はどこかで繋がっている。
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