キーズ・ジャレット - コンサーツ
Keith Jarrett - Concerts
LP時代にはミュンヘンでのコンサートと一緒に3枚組で発売されていたもののうち、ブレゲンツでのコンサートのみ収録されたもの。
コンサート全体が隙なく充実しており、これだけ旋律美が印象に残るソロ・コンサートは、数あるキースの録音の中でもめずらしいのではないだろうか。
他の多くのソロ・コンサート同様、パートI(21:55)、パートII(12:05)とわかれているが、両方とも比較的短い時間にまとめられ、最初の一音から最後まで非常に充実し、インスピレーションに満ちた演奏を行っている。
パートIの冒頭に提示される旋律は<ケルン~>以上によい着想を得ており、時折キースの作品がみせるフォーク的な表現の一つの典型として上げることができる。
また、すぐにそれとわかるようなジャズ的要素が少ないのも大きな特徴である。どちらかというと、クラシック作品の影響によるものではないかと思われるモチーフが大胆に組み合わされており、一概に「~風」と分類しにくい様式を持っている。
しかし決して理解しにくいわけではなく、すべての曲において明晰さが保たれており、結果としてアルバム全体にあふれる旋律美をより際立たせることに貢献している。
- 2001/12/05更新
- 2001/12/05登録
- 1164クリック
「Keith Jarrett - Concerts」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (2)
結成25周年を迎えたキース・ジャレット・トリオ新作は、2001年モントルー・ジャズ・フェスティヴァルの模様をおさめたライヴ音源。 「最もメロディックに、スインギーに、ダ...
Keith Jarrett
- (tomo)
単にピアニストという範疇におさまらない活動を続けている。クラシック、ジャズ、民族音楽など広大な音楽的背景を持ちながらそれらに拘束されることなく、「音楽とは何か?」という根...






Keith Jarrett...
Massive At...


