ロビン・トロワー / イン・ザ・ライン・オヴ・ファイア
ROBIN TROWER / IN THE LINE OF FIRE
以前ココで書いた通り、デイヴィ・パティソンがヴォーカルを務めたロビン・トロワーのアルバムを買い揃えていたが、先々週手元に届いた「RT@RO.08」でもって、ようやく7タイトルを入手完了。勿論全てロビン・トロワー名義故メインは彼だ。但し、別段ロビン・トロワーに悪い印象は一切無いけれど、個人的には『シェンカー・パティソン・サミット』よろしく、全て『トロワー・パティソン・サミット』とでも呼びたくなってしまうほど、自分にとってそのヴォーカルは魅力的。
で、その7タイトルは下記の通り。
PASSION (1987)
TAKE WHAT YOU NEED (1988)
IN THE LINE OF FIRE (1990)
LIVING OUT OF TIME (2003)
ANOTHER DAYS BLUES (2005)
LIVING OUT OF TIME:LIVE (2005)
RT@RO.08 (2009)
やはりこの中でも「PASSION」の素晴らしさは抜きんでている。揃えている中で、このアルバムを超す作品を期待していたが、結局それは見つからなかった。では、それに次ぐ作品が何かと言えば、この「IN THE LINE OF FIRE」を挙げる。非常に大雑把な言い方をすれば、「PASSION」がNIGHT(静)・SIDEなのに対し、「IN THE LINE OF FIRE」はDAY(動)・SIDEと、「TAKE WHAT YOU NEED」を挟んで、対をなす印象を受けた。挟まれた「TAKE WHAT YOU NEED」も悪くはないが、アナログ盤の「PASSION」購入後にすぐさまその輸入盤のカセットテープ(!!)を買って聴いてみると、「PASSION」並を期待したのに反し、どうも「PASSION」の内容への反動なのか、大手アトランティックからのリリースが魂に火を着けたか、そのジャケット通り(ブルーズ)ギタリストしての主張が感じられるアルバムで、ちょっと期待とずれていたことを覚えている。(でも、今聴けばこれも良い作品であることに間違いはない。) という、過程を経ていることも作用していると思うが、この「IN THE LINE OF FIRE」はその「TAKE WHAT YOU NEED」での反動を上手く消化した上で、「PASSION」にサウンド・イメージを通じさせつつ、ギターをほど良く際立たせた真に対を成すアルバムだと思う次第。(「PASSION」にキーボードは入るもクレジットは無し。その後の2作にはキーボード・プレイヤーがクレジットされている。) このDAY(動)・SIDEは、「ALL THAT I WANT」という泣きを伴う楽曲も前向きな印象を与える。(これは外部のソング・ライターの楽曲で、収録計11曲中3曲にロビン・トロワーの名は無い。) もしかするとプロデュースを担当したエディ・クレイマーのアイデアが奏功したか。
①SEA OF LOVE
②UNDER THE GUN
③TURN UP THE VOLUME
④NATURAL FACT
⑤IF YOU REALLY WANT TO FIND LOVE
⑥EV’RY BODY’S WATCHING YOU NOW
⑦ISN’T IT TIME
⑧(I WOULD) STILL BE HERE FOR YOU
⑨ALL THAT I WANT
⑩(LET’S) TURN THIS FIGHT INTO A BRAWL
⑪CLIMB ABOVE THE ROOFTOPS
MUSICIANS:
ROBIN TROWER:Guitar
DAVEY PATTISON:Vocals
JOHN REGAN:Bass
TONY BEARD:Drums
BOBBY MAYO:Keyboards
BASHIRI JOHNSON:Percussion
MATT NOBLE:Keyboards on UNDER THE GUN
Background Vocals:
PEPPY CASTRO
AL FRITSCH
DAVEY PATTISON
PRODUCED BY EDDY KRAMER
- WOUNDED BRID RECORDS
- (P) 1990 & 2004 ATLANTIC RECORDING CORP.
- (C) 2003 WOUNDED BRID RECORDS
- 2009/05/17登録
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