さようなら チャック
さようなら チャック
会社の側にビーグル犬と柴犬のハーフの犬がおりました。
犬小屋には表札があって
「私はチャックです」と筆で書かれている。
ランチの帰りに「おーい、チャック~!」と言えば
鎖の音をシャラシャラと鳴らしながら奥から出てくる。
あたまを撫でてあげると恥ずかしそうにする。
「じゃあ行くネ。チャックばいばい!」と手を振ると
「オウっ!オウっ!」とよそを向いて
「行くな!行くな!」と吠えるのが可愛いチャックでした。
私が仕事で行き詰まった時、チャックに会いに行きました。
夜は「ぶすぶす~。。。」っと
イビキをかいて寝ていることもあったね。
そんな時は「チャックおやすみ~。」と言って帰りました。
チャックはいつも私を癒してくれていたのです。
昨年、小屋に手紙が貼ってありました。
「家が改築のためチャックは引っ越します。
6月になったら帰ってくるのでよろしくね!」
ようやく7月になってチャックが帰ってきたようです。
新築の小屋には鎖だけがつないであった。
チャックは暑さで3階の居間にいる事が多く
私も仕事が忙しく昼も外出できなかったので
なかなかチャックに会えませんでした。
仕事中、久々の外出で本屋に行く途中に
「チャックはどうしているかなぁ。」
と、チャックの小屋に寄った。
夜だったので暗闇の中、覗き込むと
何やらたくさん置いてある、何だろう
よく見ると花がたくさん置いてあった。
うそでしょ?
小屋に写真とメッセージが貼ってありました。
8月28日23時50分 永眠しました。享年17才
長い間、可愛がって頂きまして
ありがとうございました。
他にもチャックへの手紙がたくさん貼ってあり
チャックは皆に愛されていたのです。
このようなかたちの再会になるとは思わなかった。
涙がとまらない。
チャックは天国に行ってしまいました。
さようなら チャック
ありがとう。
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