世間さまが許さない!―「日本的モラリズム」対「自由と民主主義」
これは面白い。
日本人は、『内心はひとそれぞれ』を前提として行動面を規律する欧米ルール主義を完全に誤解していて、皮相ではそうしたルールを策定しながらも、実態は『内心も皆同じ』のモラル主義によって社会を運営しているのだという。
これでは究極のルールである憲法の本義がいつまでも理解されないわけだ。
しかし、この本の際立った特徴は、従来の日本人論のように、読者を『だから日本人は変らなくっちゃ』と啓蒙方向に引っ張っていくのではなく、『日本的モラリズムでいいじゃん!』と開き直ってしまう点。
得に最終章は爆笑もの。痛快無比である。
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- 商品名: 世間さまが許さない!―「日本的モラリズム」対「自由と民主主義」 (ちくま新書)
- 価格: ¥777
- 著者: 岡本 薫
- 出版社: 筑摩書房
- 発売日: 2009-04
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- 2009/06/20更新
- 2009/06/20登録
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