ワープア ベーシック・インカム
格差社会とベーシック・インカム
「格差社会とベーシック・インカム」小沢修司
にでてくるキーワードをメモします。
小沢修司氏は、京都府立大学の教授。
国民年金や生活保護の支給額に照らして
BI:ベーシックインカムの額を
「月8万円」と仮定して試算しました。
全国民への支給額は年115兆円となります。
さて、その財源はどこから?
「十分できます!」小沢修司
「2008年度、総所得総額は約257兆円ありました。
ベーシックインカムという所得保障によって
現在の所得控除は不要となりますので、
ここに一律45%の所得税をかければ
115兆円を捻出できます」
・所得控除の廃止で所得税収は20兆円以上アップ
・年金、児童手当、生活保護、失業給付等の現金給付はカット
すると、ベーシックインカム財源が最低70兆円確保。
これで、月5万円の支給は即可能とのこと。
寝言言ってるんじゃないんですよ。
私たちの生活を支えてくれるはずの社会的制度、
社会的基盤の現状はどうなっているのか?
消費税上げる話ばっか先行して、腹立ちませんか?
小沢修司氏のベーシックインカム論はこうです。
「機能不全を起こしている社会保障制度における
所得保障(現金給付)部分を
ベーシックインカム支給に切り替えよう」
したがって
・社会保険としての年金は廃止=公務スリム化
・手当としての児童手当は廃止=公務スリム化
・扶助としての生活扶助は廃止=公務スリム化
大きな政府じゃなくて、小さな政府にして
民活で改革・・・その「もうひとつの日本像」
でも、日本国憲法が国民に保障している
「健康で文化的な生活」を維持するのに必要な
最低限の所得はもらえます。
もらったお金(ポイント/バウチャーかも?)は、
何に使っても原則自由。
もっと稼ぎたければ、働くのも殖やすのも自由。
お金を使うことは、景気を良くします。
「個の自立を支える、新たな社会的な仕組みを
作り上げていこう、これがBI構想」小沢修司
共産社会への貢献を前提としたユートピア論は
息苦しそうだし、もう古いんですね。
「最低限の生活保障というスタートラインの平等、
機会均等はすべての人に保障するという点では、
ある意味社会主義的」
「好きな仕事(稼ぎの良い仕事も、生き甲斐重視の仕事も)に
思う存分従事しようという労働意欲は確保される
という点では、ある意味資本主義の積極面を
引き継いでいる」
この方、小気味良くないですか?
「持続可能な社会保障」の条件
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