Fontaine-de-Vaucluse
ヴォークリューズの泉
アヴィニョンの東30kmほどのところに位置するフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズはその名の通り、プロヴァンスのヴォークリューズ県を流れるソルグ川の湧水地だ。
ラ・コロヌ広場から、めざす “泉” までは一本道。スーベニアやインフォメーションが並ぶ小径は、近づくにつれ次第に狭くなる。右手には、かつて紙すきに使われた水車が今も残る。その向こうを流れるソルグ川はとくに流量の多い春、白く泡立ち逆巻くように流れている。水温は常に12〜13℃を保ち、流量はフランス最大。世界でも屈指だという。
15分ほどで到着──。ごつごつとした岩場を登って見おろすと、そこには一転エメラルドブルーをたたえた静謐な水面があった。洞窟が滑落してできたこの泉は思いのほか奥が深く、いまだその全容は解明されていない。
のちに桂冠詩人となるペトラルカは14世紀前半、法王庁のアヴィニョン移転とともに南仏にやってきた。彼はここでダンテのベアトリーチェになぞらえられる女性、ラウラと出逢ったと伝えられている。彼の代表作のひとつ『カンツォニエーレ』は、彼女に捧げられた200編あまりのソネットからなる。
彼の博物館もある。こちらはソルグ川の左岸。この場所で、ペトラルカは書籍に囲まれ、召使2人と犬1匹、それにフォンテーヌ・ド・ヴォークリューズの自然とともに暮らした。人口わずか600人ほどの街に、年間100万人が訪れる。
- Tourist Office
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住所:
84800 Fontaine-de-Vaucluse
- 電話番号: 04 90 20 32 22
- 2009/06/30更新
- 2009/06/30登録
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