Ferme Restaurant @ Provence
プロヴァンスの農家レストラン
ミニバスツアー「五感で味わうプロヴァンス」で、農家レストランを訪れた。ひなびた民家風のたたずまいを想像していたが、過度にならぬ程度に洗練された空間だった。庭には今も使われているのか、さまざまな農機具が無造作にオブジェのように置かれている。
メニューは、その日収穫された食材次第。このときのアペリティフはラベンダー・洋梨・メロンの白ワイン、洋梨には赤ワインも用意されていた。前菜は白アスパラガス、メインは3つのハーブの鶏肉に、ジャガイモと季節の野菜という盛合せ2種──すべて自家製。新鮮な旬の食材を使った料理は、旨いに決まっている。
イタリアに発祥したスローフード運動は、単に食事を急いでとることやファストフードに反対しているばかりではない。家族や友人、人間同士がゆっくりと食卓を囲み、大いに語り合うこと──この、あたり前のことが運動の核にある。
シチリア島がブームの火付け役となり、今やイタリア全土に広がったアグリトゥリズモ。これは、農業(agricoltura)と観光(turismo)をいっしょにした造語だ。都市部に出ていた人びとが故郷にもどり、荒廃した農地や牧草地を再生する。そこにレストランや宿泊施設を建てて、旅行客をもてなす。このもてなしと、手頃な料金が魅力だ。
この動きはその後、グリーンツーリズムとして日本にもやって来た。
農家レストランではメインデッシュのあと、8種類のヤギのチーズ、イチゴのアイスクリーム、ケーキ3種が出てきた。ここにコーヒーか、紅茶がつく。とても残さず食べきれる量ではない。ごいっしょしたご夫婦とゆっくり会話を楽しみながら2時間、客は私たちだけだった。
フランスのレストランはどこも、料理を大盛りで出す。だから太る。子どもの肥満率は15%で、深刻な問題になっている。しかし、ジャンクフードばかりを食べて太りつづけているどこかの国と比べれば、ずっと幸福なのではないかと思うが・・・。
- AEVA TOURS
-
住所:
26, Bd Victor Hugo 06000 Nice
- 電話番号: 04 93 81 65 60
- 「五感で味わうプロヴァンス」
- 営業時間: 火・木・日9:00 アヴィニョンホテル発(所要時間/8時間)
- 価格: 156ユーロ(半日コース 80ユーロ)
- 2009/07/03更新
- 2009/07/03登録
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