Reflain of EVANGELION
エヴァのサントラ
TVシリーズがスタートしたのが1995年。
2部作で劇場公開されたのが1997年。
やがて「新劇場版」として、4部作の第1弾が劇場公開されたのが2007年。
そして2009年、2年越しの続編が満を持して公開。
もう14年以上ものあいだ、この作品は沢山のファンに愛されています。
先日の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」を鑑賞し、
ふたたび自分の中でも「エヴァ熱」が再燃してきたので記念ヱントリ。
当時はTVアニメとして26作が放映されていた「新世紀エヴァンゲリオン」。
地域限定の放映ながら評判が評判を呼び、
やがて全国の各テレビ局で独自に放映されていきました。
緻密に謎と複線を詰め込み、さらにエンターテイメント要素もサービス全開。
それまでのTVアニメに欠けていた、本気のクオリティが惜しみなくそそがれた作品。
それがエヴァが愛される理由であり、本質ではないかと思っています。
そして、その「本気」は音楽にも顕著に現れています。
前置き長くなっちゃいましたが、このアルバムはそんなエヴァの「本気」を肌で感じ取れる、シリーズ中随一のアルバムだと思います。
今では知らない人はいない「残酷な天使のテーゼ」はもちろん、
劇中の有名なバトルテーマや印象的なBGMをもれなく収録しています。
また、過去の劇場版で圧倒的な人気を誇った、「魂のルフラン」「THANATOS -IF I CAN’T BE YOURS-」「Komm, Susser Tod」もしっかり入っている。
旧世代エヴァの総決算とも言えるアルバムですね。
しかし、このアルバムが他にリリースされているベストアルバムと決定的に異なる点。
それは、他のどのアルバムにも収録されていない1曲の存在。
アルバムのラストを飾る「Everything You’ve Ever Dreamed」の1曲に、大きな価値があります。
元々は旧劇場版のもっとも盛り上がるシーンで使われる予定がボツになった曲。
しかしこれが本当に美しい曲で、悲しい曲で、強いメッセージを持った曲。
鷺巣詩郎の類稀なセンスと、エヴァという(旧)作品のエッセンスが同化した1曲。
公開される事もなく闇に葬り去られておかしくない…そんな曲が甦ったこのアルバムを、エヴァンゲリオンのサウンドトラックとして僕は勧めたいのです。
いやぁ…エヴァの話になるとね。熱くなっちゃうよね。
現在進行している「ヱヴァンゲリヲン」と、90年代に完結した「エヴァンゲリオン」は、同じ作品でも持っている空気が明らかに異なります。
「ヱヴァ」が陽なら「エヴァ」は陰。旧劇場版を見てトラウマを残した人も数多くいるでしょう。
でも、個人的には前作の「イタくて悲しくて美しい世界観」がたまらなく好きなので、同じ空気を持ったこのアルバムをいつも聞いてしまいます。
「Everything You’ve Ever Dreamed」を聴くためだけでも、このアルバムを見つけてほしい。
でも絶版だろうなあ。難しいかなぁ…。
私的レビューサイト【DOUBLE STANDARD】
- 2009/07/03更新
- 2009/07/03登録
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