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北海道 札幌円山動物園 ~野口雨情童謡『七つの子』~
★シロクマツインズ、ユキヒョウツインズ、オオワシのヒナ、子連れのダイアナモンキー、チンパンジー家族、ドサンコの森のエゾタヌキ一家・・・・・など、多くの野生動物の繁殖で盛り上がっている北海道札幌市の円山動物園ですが、その閉園時に流れる音楽の事を知っていますか?
それは、野口雨情(のぐちうじょう)の童謡、『七つの子』です。
カラス なぜなくの
カラスは山に
かわいい七つの
子があるからよ
『かわいい』 『かわいい』と
カラスはなくの
『かわいい』 『かわいい』と
なくんだよ
山のふるすへ
いって見てごらん
まあるい目をした
いい子だよ
夕暮れ時。
カラスが山へ帰る姿に、親子の情愛を歌いこめた美しい詩です。
★野口雨情は、大正時代の詩人で、北海道にも小樽・札幌へ新聞記者として赴任して来ました。
その名の通り、雨のような涙を誘う生命のはかなさを歌った歌詞が特徴です。
代表作には、『赤い靴』、『シャボン玉』、『十五夜お月さん』などがあり、恐らく日本で最も有名な童謡作家でしょう。
カラスのような多くの人間には、あまりいいイメージを持たれていない野鳥。
しかし、そのカラスにも守るべき家族があり、愛しい我が子が家で待っている。
だから、カラスは山へ帰っていくのだ。
野口には、カラスの鳴き声が、『カワイイ、カワイイ』と聞こえたのでしょう。
『七つの子』とは、『たくさんの子供』、という意味を表す言葉であって、深い意味はありません。
多くの野生動物の子供たちで賑わう今の円山動物園に、これほどふさわしい曲はないでしょう。
閉園まで、円山動物園にいたら、ぜひ、この曲に耳を傾けてみてください。
北の三角山を見上げば、山へ帰るカラスの姿を目をする事が出来るでしょう。
★ちなみに、筆者はユキヒョウツインズの初公開日に、熱帯動物館でその姿に夢中になるあまり、『七つの子』が流れた事に気づかないでいました。
- 2010/02/16更新
- 2009/07/04登録
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