テイコクトショカン
帝国図書館
現在の「国立国会図書館 国際子ども図書館」。
原則として満18歳以上しか利用出来ない「国立国会図書館 東京本館」には、
海外の国立やパブリック図書館の様な重厚さはほとんど無いけど、
それでも明治期には、現在に比べるとかなり重厚と言ってもいい様な図書館があったんだなぁ。
出来るなら関東大震災前に行ってみたかった。
日露戦争、関東大震災、太平洋戦争、いろいろと事情もあったんだろうが、
写真で見る限り、3階の元・普通閲覧室などは、現在なんとも味気無いホールになってしまっている。
強いて言うならば現在の2階・第2資料室(画像は1929(昭和4)年頃)に、昔の面影が見えなくもない、という程度。
1897(明治30)年 「帝国図書館官制」公布
1898(明治31)年夏 文部省技官・真水英夫、渡米
米国議会図書館(ワシントン)、ボストン公共図書館、ニューベリー図書館(シカゴ)等を調査し、
「帝国図書館」設計の原案を作成
1899(明治32)年2月 真水、帰国
帰国後に計画した帝国図書館の全体像はかなり大規模なものだったが、
予算がかかり過ぎるという理由で大幅に縮小させられる
また、真水が提案した和風要素を取り入れた案は受け入れられず
1902(明治35)年7月 真水、工事途中で辞職
1903(明治36)年3月 岡田工務所・岡田時太郎、真水の後任として工事監督に就任
1904(明治37)年 日露戦争勃発
岡田時太郎、従軍のため現場担当を辞任
1906(明治39)年 第1期工事完成
3月 文部省所管、ルネサンス様式「帝国図書館」として開館
1923(大正12)年9月 関東大震災により、軽微ながら蔵書と庁舎に損傷を受ける
1929(昭和4)年 第2期工事完成(“東洋一”を目指した全体計画の1/3にとどまる)
1941(昭和16)年12月 太平洋戦争開戦
貴重書を疎開したりしながら、一度も臨時閉館や閉鎖したりせずに開館し続ける
1945(昭和20)年8月15日 太平洋戦争終結
1947(昭和22)年 国立図書館と改称
1949(昭和24)年4月 国立国会図書館に統合され、支部上野図書館となる(※事実上の消滅)
蔵書は現在の国立国会図書館東京本館に受け継がれる
1994(平成6)年12月 支部上野図書館改修工事
2000(平成12)年5月 国際子ども図書館部分開館
2002(平成14)年5月 国際子ども図書館全面開館
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