ベストセラーホンゲームカカイギ
ベストセラー本ゲーム化会議
読んで字のごとく、ベストセラーになった本を脳内でゲーム化して楽しもう、という主旨の本。
<サイト内紹介より>----
活字中毒系ゲーム作家3人衆、麻野一哉、飯田和敏、米光一成が
話題の本やベストセラーのゲーム化にチャレンジする
デジタル発想の書評会議が、
『鳩よ!』(マガジンハウス発行)での連載を経て、
2002年10/10、原書房より発売。
----</紹介>
ゲーム化、とはいっても、ゲームの企画やってる人が三人で世情を交えつつだらだらくっちゃべる、という、ゲーム雑談のようなものです。
ファミっ子のみなさんにはおもしろさ保証付き。
また、ゲームクリエーターと言われてる人の発想のユニークさを知ることができます。一つのゲームから簡単にメタレベルのゲームを思いつく所とか、無意識に工数の計算をしてるところとか、やっぱプロだなぁと思います。クリエーター志望の人は参考になるところ多いのでは。
本書でゲーム化されるベストセラーは以下の通り。
『世界がもし100人の村だったら』/『愛のひだりがわ』/『冷静と情熱のあいだ』(「Blu」「Rosso」)/『煙か土か食い物』/『チーズはどこへ消えた?』『バターはどこへ溶けた?』 /『模倣犯』/『あらしのよるに』/『白い犬とワルツを』/『虹』/『新ゴーマニズム宣言SPECIAL戦争論2』/『PLATONIC SEX』/『新「親孝行」術』/『あらゆる場所に花束が ……』/『痛快!憲法学』/『FOCUS』/『バトル・ロワイアル』
書評としても充実してますネ!
半分くらいよう読まん本が入ってるけど。
むしろ読んだ気になれるというか。そうか『プラトニック・セックス』は人生ゲームなのか…そういわれるとなんか、そういう本を読んでそういう感想を抱いた気になるなぁ…
ゲームという共通体験を直感的な喩えにして、本の内容だけでなく、その本の立ち位置のようなメタな領域までどんどん言及できるというのは、ちょっと新しいのではないかと。
--
10/10発売予定。
10/18にはロフトプラスワンでイベント予定。
なんと、イベント内で本書と同じように雑談(ああ、雑談じゃないですか)をやり、その場でFlashを使ってゲームを制作してくれるらしいゾ! 俎上に上がるその本は、
『ゲーム脳の恐怖』。
ワー、もっとやれー。
ゲストは伊藤ガビン。
「ガビンでーす」「ワビンでーす」とかやるのだろうか。
--
個人的な意見を言っておくと、TVゲーム好きっ子が集中力散漫でキれ易いのは統計的事実かも知れないが、だからといって『ゲーム脳の恐怖』にその論拠を求めるのは、交通事故の原因を「慣性の法則」「作用反作用の法則」に求めるようなものではないのか。法則がわかった、だからその先どうやって事故減らすんだよ? そこからどこへも考えを進めようとせずTVゲームに蓋をし続ける人の脳こそが寧ろ(以下省略)
--
10/15
入手しました。Webになかったものからつまみ食い的に読んでます。
・『煙か土か食い物』:
もはやゲーム化会議を逸脱し舞城王太郎誉めまくり。素直すぎです。あと舞城の次に清涼院流水と佐藤優哉に誘導するような紹介のしかたはブックガイドとしてはどうだろうか。
・『バトル・ロワイヤル』:
飯田さんの宇宙的出鱈目が炸裂。それまでのゲーム世界がガラガラと音を立てて崩れ去り、全く別の黙示録的ゲームがっ!キターーーー!!。思わず声を上げてしまった。この対談だけでも読む価値ある。すごい。
- 2002/10/17更新
- 2002/10/03登録
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コメント (9)
最新コメント5件
2002/10/11
未有音 あっ、公式ページからのリンクは、このキーワードに直で結構ですので(むしろそっちのほうが下がる心配とかしなくていいので)▼イベント頑張ってくださいねー。居住地の都合で行けませんが、『ゲーム脳』ボクも読んどきます。立ち読みで。
2002/10/15
未有音 本が届きましたYo!▼最初に読みましたが案の定『煙~』は舞城好き、ワーオ、メフィスト賞ザンバーイ、で盛り上がっただけの巻ですな。そんな皆さんが好きです(笑)。
2002/10/16
アライ 読んでくださってありがとうございます。おっしゃる通り、舞城王太郎の回、他のところとぜんぜんトーンが違うんですよねー。とにかく全員でしびれちゃってました。いつまでも褒めていたかったです。しかし、ここだけの話ですが、会議の最初に出てくる詠が監督は実は福島出身だったという大間違いをやらかしてます……。がーん。
2002/10/17
未有音 大丈夫!実物を見たことがあります(上映前に「この会場に警察のスパイがいます」とかマイクパフォーマンスする)が、どっちでも大差なかったです。
2002/10/20
アライ なぐさめてくれてありがとう(泣)。そして『バトロア』黙示録感想にはぐっときましたです。
ロフトイベント無事終了しました。『ゲーム脳の恐怖』は『おてだま脳の恐怖』というゲームウウオッチ風アクションゲームになりました。物忘れが激しくなるなどの症状が出始めた森先生、「もしかしてゲーム脳?」と恐怖にかられ、回復しようと左右キーでおてだまを開始(実は軽いボケ症状のはじまりという設定)。おてだまに熱中すると、ダラダラ出てくる涎を上キーですすりながら3個のおてだまを上手に操り、高得点を狙う、というもの。詳しくはhttp://www.ne.jp/asahi/kaeru/bungei/...
でリポートします!
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