キニヒッカカッタフウセン
木にひっかかった風船
好き、と言うよりなんか切ないというかちょっと悲しくて
胸の奥がざわざわ、ジクジクする眺め。
ひっかかった風船はいろんな色があるけど
やっぱり赤かなあと思う。
風船って子供の頃はほんと嬉しくて、特に空に浮かぶやつなんかは
もらったりするとテンションMAXだったような気がする。
大切に持ち帰り部屋の中で放してみる。
天井付近まで上がってぽこぽこしている。
だんだんガスが抜けてくるのか下ーの方に下がってきて、最後は
情けないしわしわのぼよぼよの姿になって床に落っこちる。
それも切ない。
風船が空を飛んでいると必ず目で追ってしまう。
きっと子供が持っていて、嬉しくて遊んでるうちにぱっと手を
離してしまったのかなと思う。
わーん、とってとってえと泣いてる姿を見たこともある。
飛んでいく風船はすごく自由で気持ち良さそうだけど、
だんだん小さく遠ざかっていく姿はなぜか心もとない。
青い風船なら青の、黄色い風船なら黄色のごま粒みたいな
小さな小さな楕円はいつしか青空にかき消されて見えなくなる。
飛んでいった風船はどこに行くのかなあ。
でも飛んでいけた風船はまだいい。
木に引っかかって糸がぐるぐる巻きになってる姿なんかは
やっぱり物悲しい。
何かのお話でたくさんの鳥に糸を結んで空を飛ぶシーンがあったけど
遊園地でいっぱい風船を持って売っている人を見るといつも思い出す。
風船たくさんつけて、ちょっと飛べたらいいのにね。
- 2009/07/28更新
- 2009/07/28登録
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コメント (2)
2009/07/28
2009/07/30
*くう* 私は、ショッピングセンターの天井に所在無くたたずむ風船を見つけるのが、わりと好きです。 1つだけかと思ったら、2つ3つと見つかったりして…、うっかり屋さんがいっぱいいるんだなーって、なんかほほえましくなる。その数だけ子供が泣いてて親がなだめてるんだなーとか。
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