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かるてぃえ みすてりーくろっく

Cartier Mystery Clock

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なんの支えもなく宙に浮かぶ時計の針。その謎めいた仕掛けからミステリークロックと呼ばれるこの置き時計は、カルティエの持つ宝飾技術の粋を尽くして造られた逸品である。

http://www.cartier.com/ja/...



仕掛けの原理は難しいものではない。長針/短針それぞれが薄い水晶の円盤に貼り付けてあり、その円盤は外縁部で駆動される というだけのものである。しかし、水晶のカバーを通して針を見るので、針を支える水晶円盤を認識することは意外に難しく、また、何よりもそのデザインが、時計外縁部に駆動の仕掛けがあると悟らせない素晴らしいものなので、実物を目の当たりにした人間は思わず“It's Mystery!”とうなってしまう。


1913年に発案者のモーリス・クーエがこの仕掛けをカルティエに持ち込んだ時、彼は弱冠28才であったという。当時カルティエの名声を大いに高めたこのミステリークロックのシリーズは現在でも造られているが(すでにモデル数は100を超える)、その製造は年にほんの数基で、もちろん市場に出ることはなく、長いウエイティングリストに名を連ねた顧客の手に直接渡される。

日本では1995年に東京都庭園美術館で開かれた「フランス宝飾芸術の世界展 カルティエ・コレクション 絢爛のジュエリー」に歴代モデルが展示され、訪れた人々の目を楽しませた。

http://ns.media-juggler.co.jp/...

http://publications.kaleden.com/...

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2003.1.24.
「フランス宝飾芸術の世界展」を見に行った時に買わずに帰って後悔、以後延々と探し続けていた展覧会カタログ「The Art of Cartier」をついに葛飾の古書店にて入手。ミステリークロック以外の宝飾品や銀器等も含め、カルティエのセンスと技術に改めて脱帽する。大ぶりの宝石の使い方の大胆さは見事と言うしかない。

Cartier Mystery Clock

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