フラッシュ・モブ(flash mob dance)
震災に心を痛めて、オランダの人たちがこんなことをしてくれていました。
日の丸を模した、ココロ暖まるハートの人文字ですが、これは厳密に言うと「フラッシュ・モブ」ではありません。すべて計略的に撮られた演技であり、たまたま居合わせる(つか、巻き込まれる)目撃者がその場にいないから、です。
こちら側に観客がいて、あちらの舞台に演技者が集まるのは「マスゲーム」。観客のなかに演技者を大量に潜ませるのが「フラッシュ・モブ」、だとも言えましょうか。
現代人は四六時中、日常に埋没するよう“騙され、強制されて”生きています。
だからこそ、日常になじまない「異質な光景」をゲリラ的に現出させて、見えない牢獄から抜け出そうとする芸術行動、すなわち《カルチャージャム》が成り立ちます。まあ、古来の『祭り』も創生は似たようなモノかもしれません。が、今の日本、多くは自治体の町興しイベントとして、それすら日常に組み込まれた《踊り祭》がこの時期、全国で催されておりますな。
そーゆう「あたえられた枠にエントリーして、チームで踊り狂う」官製のダンス・フェスは世界的には少数派で、ここ数年トレンドとして拡がりつつあるのが、《フラッシュ・モブ(=flash mobile の略)ダンス》という集団パフォーマンス ──。
そもそもが《flash mob》と言えば、公共空間でゲリラ的に行う集団芸のこと。
やるこた、ダンスだけに限らず、集団で歌う、集団で脱ぐ、集団で止まる……日常な行為ならナンでもアリ。つまりは《カルチャージャム》ムーブメントのひとつに数えられますが、《YouTube》の登場によってさらに「愛好者」の数を増殖させている様子なんですねー。
ダンスする場合、暗黙の流儀として決められているのは、メンバーは統一したコスチュームをまとわず、あえてバラバラな出で立ちで群衆に溶け込む服装をすること。ダンスし終わったあとは、ナニごともなかったかのよーに^^; また群衆のなかに混じって解散すること……の二点。このふたつの特徴ゆえに、「フラッシュ・モブする連中はカッコいぃ~♪」 と評されたりします。まあ『日常の疎外感を晴らすテロリスト』として英雄視される、みたぃな(苦笑) このあたりがキワめて現代的、でもありますね。
【近年、話題になったフラッシュ・モブの一例】 =YouTube動画=
- イギリス/リバプール駅で突然?
( ↑ これは自然発生的な趣向でなく、ケータイ会社T-Mobile のAD企画)
- ベルギー/アントワープ中央駅で突然?
- スウェーデン/セルゲル広場で突然?
「フラッシュ・モブ(flash mob dance)」を検索
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (0)
まだコメントされていません。
つながりキーワード (2)
キャッシュ・モブ
- (クマさん)
インターネットの掲示板や交流サイト(SNS)で呼び掛けて実施される、特定の日時、場所に、不特定多数の人たちが集まり、その集まった人たちが全員同じパフォーマンスを行うという、ある意味では「いた...
Improv Everywhere このヘンな人たち
- (す⊃ぽんはむ)
先般マック・ストアの開店にも涌いた、あのNYグランドセントラル駅における《Frozen Grand Central》作戦。それとNY地下鉄の《ノーパンツ》作戦で今や、世界...







Improv Eve...
大友克洋GENGA展
Kitica + c...


