マンネンヒツモノガタリ
万年筆物語
「丸善のメモ用紙」と書いてあります。丸善とは本やら文房具を扱っている会社であります。あちこちにありますのでご存知の方もおられますでしょう。
私は紙モノが大変に好きでありまして、先日も文具店と時間があったので偵察しておりましたら、小さい地味なメモ用紙がありました。とても地味であります。でですね、一応調査の為に開いてみましたらもうこのメモ用紙はただものではなかった。「うー!漱石山房だ!!!」となりまして、大変興奮しました。文具店で一人、不振でない程度に興奮が冷めるまでしばし消しゴムを見るフリをせねばなりませんでした。そうか、こんなものが存在しているのか、だったら表紙にでもそう書いてくれたらよいものを・・・とは思えどそこには「漱石山房」の文字はなし。いや、そもそもそんな風に書いてなく地味にひっそりとあったものだからこそ驚いたのですれけども。
「漱石山房」とは夏目漱石が住んでいたお宅のことでありますが、私が言う漱石山房とは、漱石が特注で作らせて愛用していたと言う大変可愛い龍の絵の付いた原稿用紙のことであります。そこには漱石山房と書いてあるのです。それを私はとても気に入っていましたのです。
後日興奮冷めやらぬのでインターネットでこのメモ用紙について検索してみましたら、丸善のブログのようなものに行き着きました。そこによりますと、このメモ用紙の元になっているデザインの原稿用紙は確かに漱石山房のと同じ枠ではあるということがわかりました。しかし、漱石山房の文字がないデザインの原稿用紙も存在したようで、それの復刻というようなことで、原稿用紙とメモ用紙を売り出しているようです。ということで実際これは漱石山房のようなそうでないようなモノなのですが、とにかく可愛いのでとても気に入って満足しています。
問題のデザインをされた方は画家・ポスター作家の橋口五葉さんという方だそうで漱石の本の装丁などもされていたそうです。その方に頼んで漱石が書いてもらったらしい。神奈川近代文学館にこの木版叛木、紙型があるそうです。
文明開化の時代の絵は楽しい。
ついでに春陽堂も検索してみましたら、そこの会社のロゴが「もしかしたら同じ人のデザインかしら」と思わせる感じの素敵なロゴでした。
あちこちを参照して無理やりにまとめてみましたが、ご興味あられましたら詳しくは下記URLを参考にいろいろ検索してみると楽しいことでしょう。
橋口五葉と夏目漱石についてのブログ
【ケペル先生のブログ】
http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/...
同じモノについての紹介
【龍の謂れとかたち】
http://ryuss.cocona.jp/ryu-iware/...
春陽堂
【株式会社春陽堂書店】
http://www.shun-yo-do.co.jp/
漱石のお宅であったところの漱石山房についてはこちらが詳しい
【NPO法人漱石山房】
http://www.souseki-sanbou.net/
コンピュータの画面上で既存の文字データを漱石が愛用していた原稿用紙に置いて縦に読む為のフリーソフト(Macのみ対応)
その名も【漱石山房】
http://kameari.biz/software/soseki/
このソフトも手が込んでいる割に無駄で大変素敵です
私が言うところの件の原稿用紙とメモ帳についてはこちらが詳しい
【丸善インフォメーション】
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