「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする
Amazonから届いたその日に一気読みしてしまいました。
文字自体も大きめで、対談形式に近い構成なので数時間で読破。
その読みやすさもあるけれど、内容がとてもズシン!ときました。
インタラクティブな広告手法がいつでもどこでも出来るものではありませんが、取り組み方や普段からの考え方が凝縮されています。
この本はGT伊藤直樹さんが『広告学校』の講義をベースに構成されていますので、生徒の企画や質問・問題定義を、丁寧且つ的確に切り返しています。
まるで講義を受けているような感覚で、読みながら緊張すらしていました。
タイトルと折り、『伝わる』体験だなと。
有名な作品が数々あります。
Nike Cosplay
BIG SHADOW
love distance
ユーザーを導き、「空間導線」を設計しているとありましたが、その作品からも、見る人の“行動”がつくられていることが分かります。
いくつかガツンと響いた文章を抜粋メモメモ。
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ひとことに集約できるものでなくては企画は伝わらない
アイディアにはジャンプが必要だ
コミュニケーションは“理解する”ものではなく“感じる”ものである。だから表現のないものは届かない
「クライアントのミッション」と「メディアの特性」と「時代の気分」に応じて仕組みと表現を編み出す
「表現」と「仕組み」を切り離して考えることはできない
笑顔(表現)と顔の筋肉の動き(仕組み)の関係と同じ
ニュアンスをコントロールできることが必要
テクノロジーがどれだけ進化し、仕組みがどれだけ複雑になろうと、広告のテーマはつねに「正しくおもしろく伝える」ことだ
ビジュアルもフラッシュもデザインをつくると同時に見る人の行動をつくっている
ユーザーの導き方をデザインしている→「空間導線」を設計している
体験をプロデュースする
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実際の講義がベースですので、参加された生徒の宿題(与えられたテーマで企画書を作成)が実際に登場します。
その企画書の構成やアイデアもおもしろい。そのダメだしや評価など、伊藤さんの意見から見える“「伝える」ルール”がとても具体的で実践的に感じました。
特に実際の業務でもポイントとなるのが「表現」と「仕組み」の関係性。
Webは日々変化し進化しているもの。そのテクノロジーは留まることはありません。
だけれど新しいサービスや仕組みがどれだけ生まれようとも、広告のテーマは「正しくおもしろく伝える」こと。
手段ありきで考えず、必然性のあるメッセージを、表現によって伝える。
確かにそうだよなぁと納得するページが多いのですw
次世代の広告を最前線で生み出しながらも、企画のベースはシンプルで根源的。
なんとなく迷ったり煮詰まったりした時に、喝!を入れてもらうために読む本だと思いました。
- 商品名: 「伝わる」のルール 体験でコミュニケーションをデザインする
- 価格: ¥1,575
- 著者: 伊藤 直樹
- 出版社: インプレスジャパン
- 発売日: 2009-09-17
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- 2009/09/21登録
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