アーマード・コア
フルカスタムのロボットで対戦「ARMORED CORE」
人型戦闘兵器というのはいつの世も男の子の心を鷲掴みにするもので、古くから様々なゲームが登場してきた。中でも自分の好みに合わせ自在にカスタマイズできるゲームの魅力は大きい。
かつてはゲーム機の処理能力の限界からロボットものと言えば大半がターン式のシミュレーション・ウォーゲームのような形か、2Dアクションのようなものだった。そこへ多彩なパーツによる柔軟なカスタム性とフル3Dのリアルタイムアクションを提げて登場したのが本作である。それは忽ち熱狂を以て迎えられ、ゲームメーカーとしては無名に近かったフロム・ソフトウェアを一躍メジャーに押し上げた。
アーマード・コアは、名の通りコアパーツを中心にあらゆるパーツを換装可能としたシステムである。ジェネレータ、FCS、ロケットブースタ、駆動系、頭部、左右腕部+手持ち武装、左右肩武装。500種近いパーツを制限の許す範囲で自由に変更し、作成した戦闘機械で数々のミッションをこなす。画面分割または通信ケーブルを利用しての対戦も可能。
例えば脚部だけでもニ脚歩行、逆関節、多脚、車両型があり、それぞれに移動特性が異なる。またそのカテゴリ内にも移動力の速い軽装型や防御力の高い重装型があり、装甲にも耐弾性能と耐エネルギー弾性能があるなど、考慮すべきパラメータは少なくなく、それが設計に広いヴァリエーションを与えている。
インターフェイスは「PSコントローラの全ボタンをフル活用した」と言われる高密度なもの。当時はまだアナログスティック付きコントローラが登場していなかった為、デフォルトでは十字キーに前進/後退/左右旋回、L2-R2に左右平行移動が、L1-R1に視点=射点の上下動、○に近接攻撃、□に射撃、△に射撃武器の切り替え、×にブーストが割り当てられ、更にスタート/セレクトボタンまでもが戦闘中の機能に使われる。
戦闘によるダメージの修理や実弾武器の弾薬補充には結構な出費がかかり、これによりミッション報酬が削られる。ために効率の良い戦い方というものを要求される。
またミッションとは別にアリーナが用意され、強力なライヴァルとの戦闘が繰り広げられる。
戦闘の濃密さとは対照的に、戦闘以外の場面はほとんどテキストのみで展開する。これはゲームとしてのメリハリと同時に容量を軽減する措置でもあったのだろうが、背景世界のハードさに合致した演出としてシリーズを通して使われ続けている。
世界設定はサイバーパンクを匂わせる背徳的で重厚な雰囲気のもので、複数の巨大企業が都市を支配し、その権利を廻って傭兵を雇い戦争を仕掛けている。どの団体も決して正義などではなく、プレイヤーは汚れ仕事と知りつつ任務をこなさねばならない。
アクションの難易度は決して低くないものの、独自の魅力で多くの思考派プレイヤーをも惹き付けてきたシリーズだが、PS2への進出以降は以前にも増してアクション難易度が上がりプレイヤーを選ぶゲームとなってしまった感もあるのは残念なことだ。
- 商品名: アーマード・コア PS one Books
- 価格: ¥1,890
- メーカー: フロム・ソフトウェア
- プラットフォーム: PlayStation
- 発売日: 2001-11-15
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- 2009/09/29更新
- 2009/09/29登録
- 2529クリック
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コメント (1)
2009/09/29
BRAVO30000W! これが出た時は『KING'S FIELD』の会社が『ガングリフォン』に対抗して何か作ったかくらいにしか思ってませんでしたが、PSの頃はなんだかんだでプレイしてました。音がショボイ、デザインがショボイ、演出がショボイとか言いながら(笑)カスタマイズの面白さにハマっていたのかもしれません。でも、どんどん難易度がマニアックな方向に行ってからはついていけなくなりました…
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