どこかに○いってしまった○ものたち
明治時代創業という老舗「クラフト・エヴィング商會」が、明治~昭和に取り扱った商品の中で、商品そのものは文字通り「どこかへいってしま」い、残されているのは付属品であったりとか広告用のチラシであったりとか取説の一部であったりとかする、言うなれば商品の「残り香」たちを紹介したのが本書である。
流石、現在でも「堪忍袋の緒」や「左うちわ」などの「話の中ではよく耳にするが実際目にしたことはない」品物を取り扱っている同商會らしく、本書に取り上げられている商品も何とも不思議なものばかり。
曰く、あらゆるものを結晶化する「万物結晶器」。
曰く、月の光を発射する「月光光線銃」。
曰く、桃の熟れ具合を調査する「水蜜桃調査猿」。
曰く、時間をさかのぼる「遡行計」。
曰く、………
レトロかつ不思議に溢れた本書、珍品好きな方には是非一度手にとってみて頂きたい。
ただし。
その際、本書10頁に記載されている「断り書き」を熟読されることを強くお勧めする。
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- 商品名: どこかにいってしまったものたち
- 価格: ¥2,520
- 著者: クラフト・エヴィング商會
- 出版社: 筑摩書房
- 発売日: 1997-06
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- 2009/10/03更新
- 2009/10/03登録
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