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よせげいにんでん

寄席芸人伝

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図書館でたまたま見かけた、古谷三敏のマンガ。ビッグコミックに連載されていたらしい。

噺家を主人公にした読み切り作品集で、どこかで聞いたような人情噺そのまんまの生き様の噺家や、のぼせている若手真打がベテランの妙味で目覚めるストーリーなど、落語あるいは寄席を素材として人間を暖かく描いた作品。

最初は実話かと思ったんですが、古谷三敏の創作だったようで、しかし多方面に取材していたようです。また、多少は読者を選ぶけれども、わかる読者はニヤリとさせたりホロッとさせたりのサゲ(オチ)など、落語を作者と読者の共通言語とした「わかる読者にはわかる」という筋立ても、けっこうくすぐられます。(私自身はそれほど古典落語に通じているわけではありませんが、わかったときにはニヤリ)

個人的には、ある師匠のおかかえ車夫(人力車ひき)になった男が、送迎しながら窓の外で師匠の芸を聞いているうちに噺を覚え、老いて臨終の間際に師匠に一席聞いてもらい、師匠が感動して「こんな近くにこんな名人がいたことに気づかなかったなんて」とうなる一編が好きです。

寄席芸人伝

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詳細情報
  • 人名: 古谷三敏
  • 発売元: 小学館
  • メーカー: ビッグコミック
  • 2002/10/15登録
  • 3081クリック

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コメント (3)

2002/10/15

涙腺子 「レモンハート」と並んで、彼の傑作の一つですね。

信生(ほい!) 「レモンハート」と並んで、ドラマ化してほしい作品です。

[spock] その話、いいなあ>車夫

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