ウツクシイホシ/ミシマユキオ
美しい星/三島由紀夫
三島ファンからは賛否両論ある本らしいけど、私は大好き。題名通り、美しい。
主人公が円盤を目撃したことをキッカケとして宇宙人と自覚し、またその家族も連鎖反応のように宇宙人だと自覚する。このSFチックな設定のためでしょう。ただ、主題は「宇宙人であること」ではなく「人間という存在」「政治」「科学と平和」というかなり大きなモノだと思います。特に人間について主人公が語るセリフが素晴らしく、それを読むだけで本一冊以上の価値があると思う。読んでいるというより異世界に旅している気になる。終わったとき、旅の終わりのように淋しかった。
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