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御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」の第1期

永徳、若冲から大観、松園まで

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ひとことで「儲けた」感あり。東京国立博物館で開かれている御即位20年記念 特別展「皇室の名宝―日本美の華」の第1期。11月3日までの分で、ここまでまとめて、若冲や抱一が観られるとは思っていなかった。

若冲にしても抱一の一連の作品も、いずれも「三の丸尚蔵館」に所蔵されているものだ。随分とたっぷりと宝物を持っているものだ。若冲の『動植綵絵』30点が一室の壁をグルリと占めている。抱一の『花鳥十二ヶ月図』12幅も揃って観られる。ちょっと調べてみると、尚蔵館で06年に「花鳥 - 愛でる心、彩る技<若冲を中心に>」という展観をしていて、抱一のものも12幅出ているようだが、若冲の迫力はなかったようだ。無料で見られる尚蔵館の展示スペースを考えれば精一杯であったのだろうし、ゆっくり見られればそれも良しだが、博物館でゆったり全部見られれば、それにこしたことはないというものだ。動植綵絵のうちでも、時季の「南天雄鶏図」や「紅葉小禽図」「菊花流水図」など、紅が美しい。

時間が許せば、もっとゆっくり観たかったが、閉館間際の人がいなくなった空間でみる若冲、抱一もまた良し。富岡鉄斎筆の「武陵桃源・えい洲神境」がゴテゴテしていないで好もしく見えた。また河井寬次郎の壺など余り見る機会がなかったが、「紫紅壺」の微妙に淡い紫紅色がうれしかった。

11月12日からの第2期は「正倉院宝物と書・絵巻の名品」で正倉院だけでなく、明治10年代に法隆寺から皇室に献上された「法隆寺献納宝物」なども含めての展示になるらしい。

1期の関連では平成館企画展示室で「大和絵屏風の伝統」の展示や、第19室で特集陳列「帝室技芸員」の展示もある。そういえば昨年の晩秋、尚蔵館で「帝室技芸員と1900年パリ万国博覧会 」というのを見て、このKWに登録したことがあった。

永徳、若冲から大観、松園まで

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chagale
  • 2009/10/18更新
  • 2009/10/18登録
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